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DX解説(2)膨大な価値を生むデータが蓄積されるサイバー空間

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「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)」というキーワードが注目されています。

DX解説ということで、かなりの回数を設けて、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」について、解説をしていきたいと考えています。

サイバーフィジカルシステム

センサーやIoTによってフィジカル空間(現実世界)で発生するあらゆる事象がデータ化されるようになっています。

これらのデータは、デジタル空間(サイバー世界)に蓄積されます。デジタル空間(サイバー世界)とは、コンピュータやネットワークによって構築された仮想的な空間です。

デジタル空間で流れる膨大なデータを取得し、活用することで、新たな価値を創出が重要となっており、利益を生む源泉がデジタル空間へと変わってきています。

このような流れをサイバーフィジカルシステムと呼ぶケースが多くあります。

サイバーフィジカルシステムの進展に伴い、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルも出現するようになっています。

従来のビジネスモデルがデジタルディスラプターによって破壊される事例も増えています。デジタルディスラプターとは、デジタル技術の活用により、既存ビジネスモデルを破壊する先進的企業のことです。

多くの企業がデータ活用やサイバーフィジカルシステム変革を意識し、次のアクションに進めようとしています。

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出所:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

※経済産業省は「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ」(2020年12月28日)を公表しており、この資料からも適宜引用しています。

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