地方で暮らし、大都市で働くという選択
2012年度もスタートとなりました。都内のあちこちでフレッシュな新入社員を見かけます。
私は、1995年度に入社し、入社してから17年目に入ります。そのうちに、12年以上は群馬県高崎市から東京都内まで約2時間弱をかけて、新幹線通勤をしています。
日経新聞の記事「家計簿に映る田舎のリッチ感(若者、地方へ) 低温世代の経済学パート4(2)」に、興味深い内容が書かれていました。
訪れたのは島根県出雲市。そこで実感したのは、想像以上に豊かな暮らしぶりだ。確かに収入は、都会の大企業サラリーマンほど多くない。ただ支出や生活環境も勘案した「実質家計」という視点でとらえると、全く別の世界が見えてくる。その一端を都会のサラリーマンと比べながら紹介する。
とあるように、田舎においてのリッチな暮らしぶりが紹介されています。
一方、都会で働くサラリーマンにも「日本経済を支える仕事をしている」など、非常に影響力のある仕事をしていると感じている人も少なくないでしょう。私は3年ちょっと地方で仕事をしていましたが、都会の仕事のほうが、密度が濃く、社内外に優秀な社員が多くて、とても刺激になり、やりがいのある仕事も多いように感じます。
しかし、本記事にも書かれているように、都会での仕事や暮らしは利便性がある一方で、疲労感や貯蓄がなかなか難しいなど、デメリットも多くみられます。
12年間以上、東京と群馬の往復を繰り返していると、都会の良いところ悪いところ、そして、田舎の良いところ悪いところがそれぞれ見えてきます。
自分にとっては「田舎に暮らし、大都市で働く」という選択肢が、現時点での最適な選択だと考えています。しかし、年齢を重ねていけば、ずっと新幹線通勤を続けることは難しいのかもしれないとも思っています。
しばらくは、田舎の暮らしと、大都市で働くことのそれぞれの良さを見つけながら、定年までどのような働き方や暮らし方をするのがいいのか、中長期の視点も持ちつつ、試行錯誤しながら実践していきたいと考えています。
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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