スマートフォン情報セキュリティ3か条
総務省は2011年12月19日、「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会」の中間報告を公表しました。
総務省では、平成23年10月から「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会」を開催。スマートフォンやクラウドサービスの利用に当たっての情報セキュリティ上の課題や、その他最近の技術進歩に伴う情報セキュリティ上の課題等を抽出し、安全・安心な利用環境の構築のために講ずべき対策について検討を進めています。その議論の結果が、中間取りまとめとなって公表されています。
中間報告では、スマートフォンの情報セキュリティレベルの向上のために早急に講ずべき対策として、
- 携帯電話事業者及び端末製造事業者において導入を検討されるべき情報セキュリティ対策
- 利用者への普及啓発の内容や周知の方法について有効かつ現実に即した方策
など取りまとめています。また中間報告の別添に、利用者が最低限守るべき情報セキュリティ対策として、「スマートフォン情報セキュリティ3か条」を取りまとめています。
1.OS(基本ソフト)を更新
スマートフォンは、OSの更新(アップデート)が必要です。古いOSを使っていると、ウイルス感染の危険性が高くなります。更新の通知が来たら、インストールしましょう。2.ウイルス対策ソフトの利用を確認
ウイルスの混入したアプリケーションが発見されています。スマートフォンでは、携帯電話会社などによってモデルに応じたウイルス対策ソフトが提供されています。ウイルス対策ソフトの利用については、携帯電話会社などに確認しましょう。3.アプリケーションの入手に注意
アプリケーションの事前審査を十分に行っていないアプリケーション提供サイト(アプリケーションの入手元)では、ウイルスの混入したアプリケーションが発見される例があります。OS提供事業者や携帯電話会社などが安全性の審査を行っているアプリケーション提供サイトを利用するようにしましょう。インストールの際にはアプリケーションの機能や利用条件に注意しましょう。
スマートフォンは従来の携帯電話と比べて、様々なアプリケーションを自由にダウンロードし活用できる反面、危険なアプリケーションも混在する可能性もあり、リスクは高まっています。そのため、利用者自身が、自身がセキュリティ対策を講じることが重要となってきています。自分自身もいくつか対策を講じていこうと思っています。
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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