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自分の名前の中で自分が一番になるということ

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先日、ある研究会の2008年のキックオフがありました。今回の研究会のメンバーは2名程知り合いの方がいたのですが、その他の人はすべて新しく知り合いになる方で新鮮でした。

 
懇親会の時に事務局の方から「林さん、ITmediaにブログ書かれていますよね?」と聞かれました。私はびっくりしてその理由を聞いたところ、インターネットで事前に名前を検索し、プロフィールを確認していたと教えてくれました。

 
私がITmediaのブログを始める前は、インターネットで自分の名前を検索しても、写真家で本を出している人や、企業の社長、そして議員等の方が上位を占めており、あげくの果てに同姓同名の赤ちゃんよりも下でした。幸いにも今はこのブログのおかげで、1番上に検索結果が出るようになり、私の名前を検索してこのブログを読みにきている人もログから確認することができます。

 
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13日、グーグルはGoogleWikipedia?の知識共有ツール「knol」をテストすることを公式ブログで発表しました(ITmedia 関連記事)。Wikipediaとの大きな違いはWikipediaが匿名に対して「knol」は筆者名を明記することが強調されている点です。「knolに、執筆者が名声を賭けた意見や視点が載ることを期待している」とあるように、実名を積極的に公開してくるケースが増えてくるのではないかと考えています。

 
名前にもよりますが、自分と多くの同姓同名の方がいると思います。今後、「knol」のような“実名の知識共有サイト”やより精度の高い “人検索”検索エンジンも出てくることが予想されます。自分の名前が他人でなくて自分であること、つまり、自分の名前を検索した時に、自分が一番上に掲載され、自分の名前が自分であることを認めてもらおうとする活動が今後大切になっていくのかもしれません。

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