« 2011年7月5日

2011年7月12日の投稿

2011年7月14日 »

2007年4月からブログを書き始めてずいぶんと立ちました。

今日までに投稿したおよそ700本のエントリの中には、やる気のないエントリもあれば気持ちのこもったエントリもありました。それを通じてわかったことは、やる気のないエントリも反響を集めることがあるということです。これはたまたまのタイミングの良さ、ラッキーパンチが当たったようなことと言えるかもしれません。

しかし。

やる気のあるエントリが、完全にではないにせよ誰かから何かの反響をもらえるということが不思議でなりません。”反響”というのは、多くのアクセスがあるですとか、はてなでたくさんのブックマークコメントがあるということではありません。多くの人にメッセージが届いたというよりは、知ってほしい人に自分の心が届いたとでも言うような、不思議な感覚があります。

例えば直近のところですと、日々思っていた「庭いじりは難しい」ということについてオルタナブログ内で加藤さんと佐川さんから同じエントリをいただきました。そしてそれがオルタナブログ通信にも掲載されました。自分としては短く、そして変に理屈を書いたりとか出典元を示したりとかいうことなく、するっと書いたことがこのように取り上げられることは不思議です。元はといえばオルタナブログ通信にあるとおりに中村さんのエントリに触発されたものですが、ひょっとすると私も中村さんの何かの思いを感じ取ったのかもしれません。

庭いじりは何でこんなに難しいのか:一般システムエンジニアの刻苦勉励:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2011/06/post-6bcc.html

【39.8℃】夏野菜は夏に実る、という当たり前すぎる話:中村昭典の、気ままな数値解析:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/akinori/2011/06/398-45f6.html

自分でやってみるとわかる農業で商品を作るたいへんさ:てくてくテクネコ:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/techneco/2011/06/post-d07c.html

庭仕事で自然の摂理にふれる:佐川明美の「シアトルより愛を込めて」:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/akemi/2011/06/post-d813.html

オルタナブログ通信:夜間の節電にモノ申す――15%削減は何のため? (3/3) - ITmedia エンタープライズ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1107/09/news003_3.html

「心をこめて」というと胡散臭いですが、そのようにして書いたエントリが誰かに届くこと、そしてそれに対する反応をgoogleの検索結果やtwitter等を通じて自分が知ることは本当に不思議なことであるように思います。

話はかわりますが、私の母校である同志社大学の創立者、新島襄の妻である新島八重がNHKの大河ドラマの主人公になるとのニュースを聞きました。平均と比べてどうかわかりませんが、私は同志社大学の創立エピソードを好きなので改めて勉強しなおしたいと思い「新島襄とその妻」を読んだところです。

同志社出身の作家がまとめたこともあり、また新島夫妻の活躍から100年以上経っていることもあって、作中はずいぶんと神格化されたように感じ場面もありますが、それでも在学中には感じることのできなかったような新島襄の教育への思いがあらためて自分に伝わってくるようで、なんだか不思議な感じがしました。

また、「新島襄とその妻」の作品そのものは新島夫妻(+山本覚馬)が同志社建学のために周りを巻き込みまくるような話でして、それがさりげなく今回のオルタナブログのお題「人を巻き込む」につながってしまうのもまた不思議な感覚です。ああ、そういえば大学の名前からして「同志」の「社」だったんだなということにも気付き、今更ながらに「志」ってなんだったんだろう、と思ったり。

なにか気付くところがあるかもしれませんので、明治時代を代表するツンデレ、NHKの「八重の桜」を今から楽しみに待っています。

yohei

« 2011年7月5日

2011年7月12日の投稿

2011年7月14日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
yohei
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ