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庭いじりは何でこんなに難しいのか

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梅雨で日照時間の短い中ですが家で育てているミニトマトが赤くなり始めました。

トマトや紫蘇といった実用的な植物の他に花も育てているのですが、思い通りに花壇を作っていくことは想像以上に難しいことを感じさせられます。

お店で売っているきれいな寄植えを買ってもきれいなのはせいぜいワンシーズンです。目立つ花の多くは一年草で、本来の性質として花とともに枯れていくものもあれば、日本の夏の暑さや冬の寒さを越すことができずに実質一年草という種類もあります。

寄植えに何が植わっていたかを覚えておけば翌年も作れそうですが、開花時期を揃えたり、高さや低さを揃えたりということは思った以上に大変です。ましてや自分がいちから寄植えを設計するとなればお互いの株の位置と水はけの良し悪しと、等々考えることはもりだくさんです。

となるとやはり面倒なので、また寄植えを買ってくるか、もしくは既に咲いたところの鉢をいくつ掛かってきて寄せて植えることになります。なんだかもったいないですね。

考えて見れば多くの成長企業では伸び盛りの企業を買ってくるところが見られますが、それ以前の状態から自社の事業の完成形を想像しておき、自前で全部用立てることの難易度はいかばかりなんでしょうか。

花壇での多年草の扱いを考えてみると、花のない時期をどこでどうすごさせるかというところは悩ましいですね。200円300円の世界なのでつい捨ててしまいまた来年買ってくる、ということが心をよぎりますが、けなげに生きているところを見るとなかなか捨てられません。とはいえ、花のない姿ではセンターがつとまりませんので、しばし花壇を外れてもらうことになります。花壇の神セブンたちをメンテナンスしつつ、裏のメンバーたちの肥料や剪定を忘れずに進めることがなかなか身につきません。

彼/彼女らも生き物ですので自分で生きていく力を持っているはず。あまり日本の環境に逆らいすぎずに適材適所の素材を買ってきて放置するのがまずは落としどころなのかもしれません。

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