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新社会人が手帳を買うなら5月以降に先輩社員の様子を見て真似すると良いと思います。

昨日のエントリと一緒に載せようと思ったらボリュームが大きくなったので分けました。昨日はシステム手帳のリフィルを自作するとおもしろいよ、という内容でした。今日のところは、システム手帳を買うなら外側(バインダー部分)と内側(リフィル部分)の両方とも5月以降で良いんじゃないかと言う話です。

既に内定先がある皆さんにとっては、正月に親戚から「どこに就職するのー」など聞かれたことと思います。これから就職祝いを受け取ることも多いかと思いますが、最近では「何が欲しいか言って」と聞かれることが増えたようです。私も聞かれましたが、なかなか困りますね。あれ。

そんな時、思い浮かぶものがたくさんあります。システム手帳・スーツ・カバン・ネクタイ・靴・時計・財布・名刺入れなどなど。しかしこれらのものは職場を良く知らないうちに、何が必要かどうかわからない状態で購入してもうまくいかないのでしょうか。

4月に入社式を迎えると、その後は新人研修があります。長いところでは3ヶ月や半年ということころもあるでしょう。その期間が終わり、業務の前線に配属された時に、先輩の持っている手帳やカバンやスーツなどをよく観察して真似をするのがよいと思います。手帳はマンスリーで良いのか、ウィークリーでよいのか、それともPDAを買うのか、会社からサブノートが貸与されるのかで大きく選択肢が変わります。配属されたら、そこで「すごい」と言われる先輩を見て真似するのが良いでしょう。職場の環境は会社によりけりですので、R25などの情報誌で見たカリスマビジネスマンのおすすめアイテムなんかよりは、職場の先輩の使っているもののほうが役立つはずです。

スーツ・カバンなどの見た目に関連するものも、3月のフレッシャーズセールでたくさん買い揃えるのは控えたほうが良いと思います。女性の事情はちょっとわからないんですが、男性のスーツは濃いグレーとフレッシャーっぽい色合いの紺のどちらかを就職活動で持っているでしょうから、4月までに無いほうを買って2着の体勢にします。靴やカバンも就職活動のものでよいと思います。凝ったものを買ってしまい、職場が地味なスーツ多数派なのにチョークストライプのスーツで現れるというのは避けたいですし、会社によっては淡い色のスーツ禁止(ニクソンか!)とか、ストライプシャツ禁止という謎の風習がある事もあるという噂も聞きます。

また、3月の平日に20歳そこそこの若者が1人でスーツを買いに行くのは鴨が葱背負って行くようなものです。母親同伴の場合も同じでしょう。そういった場合、デパートのフレッシャーズコーナーや国道沿いなどにある紳士服専門店の店員さんの言う事が信用できないこともあります。新社会人は格好の獲物ですので、このチャンスにデッドストックになりそうなものを買ってもらいたいと思っても不思議ではありません。「最近の若い人でしたらこの色でも不自然じゃないですよ」とか「個性をアピールできますよ」とか「同期と差をつけろ」とか「多少大きくても運動やめたら太りますよ」なんていっておかしなものを掴まされないようにしましょう。

ヘビーな外回り営業であれば固い革靴よりもコンフォート系の靴が良いでしょうし、持ち歩く資料の量やPCの有無によってはカバンの選択肢が皆無に近いこともあると思います。B4資料が曲げなくても入り、A4ノートが入るカバンなんて少ないですからね。また、そうなると肩ベルトは欲しいところです。反対に内勤なのに無駄に大きなカバンを持っていても仕方ないと思います。また、アルミのアタッシュケースなどの目立つものは先輩とかぶるとお互いに気まずいです。

名刺入れも、配属先で統一した名刺が縦書きに明朝体のトラディショナルな名刺なこともありますので、つりあったものを選んだほうがよいと思います。それまでは無印良品の皮の名刺入れ(1575円)でがんばりましょう。というか若いうちはあれで悪いところは何もないと思います。金属製は意見が分かれるところです。

時計は(ほとんど気にする事はないと思いますが)上司よりも高いものをしてはいけないということを聞いたことがあります。また、若者が不釣合いに高い時計をしていても、「無理してるのね」「誰かに買ってもらったのね」「若いね」「本物かな?」くらいにしか思われないような気がします。お客様にしても「この会社こんな若造にいくら給料払ってんだ。ぼってんのか?」という不信感を抱かれるかもしれません。最近は高級ブランドからも手が届く価格帯のラインナップが出ていたりしますので、相手がよほど好きじゃなければ価格を見抜くことも難しく、杞憂かもしれません。

財布は同性よりも異性からのほうがチェックが厳しいアイテムであると聞きます。たまに「2つ折が許せない」「3つ折が許せない」「小銭入れが許せない」という女性がいますので、職場のキーパーソンや意中の人からの評価を落とさないようにするのが良いと思います。モテる人は「この財布もう長いこと使ってて(中略)今度財布買いに行くのにつきあってくれませんか」なんて事もできるんでしょうかね。中略の部分を教えてください。

最初のアピールが肝心なんだという気持ちもあるかと思いますが、こういったものは配属後、多くの会社では5月以降くらいになるかと思いますが、その頃に買い揃えるのが良いように思います。手帳のリフィルも安くなりますしね。

おまけ。

もらってよかったもの(現金・現金同等物以外)

  1. 電気のヒゲソリ
  2. ズボンプレッサー
  3. 食料(缶詰や朝食用シリアルなど)

欲しかったもの

  1. 靴のメンテナンスセット(ブラシやシューキーパーなど)
  2. シャチハタ印鑑つきのボールペン
  3. カラーキーパー(カラーボーンとかカラーステーとか言われるもので、ワイシャツの襟に差し込む芯です)

もらって困ったもの

  1. ネクタイ
  2. 筆記用具(万年筆やペンなど)
  3. カフス

もらってよかったもののズボンプレッサーと缶詰は1人暮らしだったからでしょうか。もらって困ったものは、自分の嗜好といまいち合わなかったものです。それでも祝ってくれる気持ちを感じ、「がんばって一人前の社会人になるぞー」と奮い立たせてくれる効果は絶大です。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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