« 2007年11月15日

2007年11月17日の投稿

2007年11月18日 »

子供の頃はダメだったのに大人になると平気になる、むしろ好きになるものがあります。

例えば味覚では、お寿司のわさびですとか、いかの塩辛、かにみそやビターチョコなどがあります。苦味や辛味やきつい塩分などの奥に旨みが隠れているような味は子供が苦手なものが多いです。大人になると(特にお酒を飲むようになると)それがおいしく感じられるようになりますね。

次に思い浮かぶのはマッサージです。肩などはくすぐったくて我慢できませんでした。大学生になっても美容院で肩を揉んでもらうときに声が出るほどくすぐったくて苦手でした。それが最近はなんとも思いません。むしろお金を払ってでも揉んでもらいたいくらいです。

ということを考えるきっかけがありました。先日、所用で大阪に行きました。まとまった時間が空いたのですが特にやる事がなかったので銭湯に行くことにしました。入力料金と貸しタオル代を払って銭湯に入ると大阪の銭湯らしく、やはりアレがありました。そうです。電気風呂です。子供の頃は大嫌いだったアレが、とても気持ち良かったです。満足する一方で、大切な何かを失ったようにも感じました。

電気風呂をご存じないかたのために説明させていただきますと、低周波治療器のようにリズミカルに電気が流れるお風呂です。もちろん裸で入ります。健康なら心臓も悪影響が無いようですが、心臓病の方ご遠慮くださいと書いてあります。入ると筋肉が勝手に動きます。動くといってもビクッ、ビクッ、と1秒おきくらいにちょっと震えるくらいですので、中で身動きが取れなくなるほどではありません。筋肉が伸び縮みする事でマッサージ効果があり、腰痛や肩凝りに効くそうです。確かにお年寄りの方が入っておられる事が多いです。京都や大阪ではよく見かけるのですが、関東では数が少ないようです。名古屋でも珍しくはない程度に普及していたと思います。

そのうちの1つ、小さい頃に住んでいた家から数十メートルという名古屋のとある銭湯には2~3ヶ月に1回ほどのペースで行っていたような記憶があります。子供の頃ですので浴槽の中でもあまりお行儀よくできなくて動き回っていますと、他の事に気をとられて電気風呂ゾーンに行ってしまいビリビリっとなります。痛いのと、筋肉が固まってしまうように感じるのがものすごく怖かった事を覚えています。筋肉が自分の思い通りに動かない=転んだら溺死するという恐怖感も手伝って、電気風呂に対しては大変な苦手意識がありました。

大学生になってから京都の銭湯巡りが趣味の1つとなりました。こちらのサイトなどを参考にして、中京区と下京区の銭湯はだいたい制覇しました。ホームは五条大宮のブックオフの近くにある五香湯でした。この五香湯にも電気風呂があったのですが、大学生になっても電気風呂は痛いだけで全然気持ちよくありませんでした。

ところが先日、大阪の電気風呂に恐る恐る入ってみると……。イタっ気持ち良い!?と、とうとう子供を卒業する事になったようです。お湯で体を温めながら強制的に筋肉を動かして運動する状態にもなるため、普通のお湯よりも体がよく温まるようです。筋肉がほぐれるにしたがって痛い感覚も小さくなって来て、ちょっとニヤニヤしてしまいました。

そういうわけで電気風呂の苦手意識を克服しました。東京方面の銭湯はお湯が熱すぎるので滅多に行かないのですが、近場の銭湯に電気風呂があったら通ってしまいそうです。

 

yohei

« 2007年11月15日

2007年11月17日の投稿

2007年11月18日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
yohei
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ