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今日、御福餅も賞味期限の偽装をしていたとの報道がありました。つい先日に赤福がなければ御福餅を食べればいいじゃないというエントリを書いていたこともあり、また赤福系和菓子のファンの1人としても信じたくなかったのですが、本当のようです。そしてもっとも信じたくなかった理由は、上で紹介したリンク先の写真を見ていただければお判りいただけるのですが、6つの御福餅を胃に納めたからです。ただし、お腹痛くもならなかったですし、おいしくないとも思いませんでした。

さて、そうすると残る1つは名福餅です。私は大学時代に京都に住んでいました。帰省の際にはバイクで京都と名古屋間を移動していました。多くの場合はひたすら国道1号線を上るか、伊賀上野の山越えをして名阪国道経由で亀山まで行き、四日市から名古屋まで名四国道を使うというルートで節約していました。今となっては良い思い出です。バイト代が思ったより多かった場合など、お金に余裕があった時は高速道路を使うのですが、帰り道に名福餅をおみやげに購入した記憶があります。甘党の父用のおみやげですのでパーキングエリアのベンチで容赦なくつまみ食いをしてから持って帰ったこともありました。

wikipediaに名福餅の販売スポットとして記載のある多賀S.A.で買った記憶がありません。小さめのところで買ったような気がしますので、伊吹か守山あたりだったと思います。高速道路のサイトを見た感じからすると、東郷P.A.では今も買えるんじゃないでしょうか。私の実家に帰るには東郷だと行きすぎですので東郷P.A.で買った事はありません。ちなみに東郷P.A.は愛知県日進市にあります。東名高速は東郷町を通っていません。あれは本当は日進P.A.なのです。偉い人はそれがわからんのです。

赤福と御福餅がパッケージも中身も似ていて、双方とも伊勢の企業であるのに対して、名福餅はパッケージの見た目で別物だとわかるくらいには違います。どことなく似ているので、商品名をうろ覚えで初めて買うという人は間違ってしまうかもしれません。そして中身のほうですが、アンコが少し白かったように思います。味はよく覚えていません。抜群においしかったりまずかったりしたら記憶に残っていると思いますので、普通においしかったということなのでしょう。バイクで高速道路に乗ると路面に物が落ちていないかを注意したり、周りの車が自分に気付かずに車線変更して来ないか意識を向けたりと言うことですごく頭脳を使います。そしてカウルらしいカウルの無いバイク(YAMAHAのZEALという250ccに乗っていました。兄のお下がりです。)で100km/h近いスピードを出すと風圧で肉体も酷使します。とにかく疲れます。京都と名古屋だと車なら1,2回の休憩でも行けるのですが、バイクだと3回は休みたいところです。その休憩の時に疲れた体を癒す甘いものは最高でした。名福餅にも赤福にも御福餅にも何度もお世話になったことを覚えています。

最後に、ネタをひとつ。今、私の環境ではgoogleの画像検索で名福餅を検索すると

名福餅

下段に私の写真がありました。顔検索で「初音ミク」をググると、オルタナティブ・ブロガーが表示される件というエントリがありましたが、まさか自分の身に起こり得る出来事だとは思っていませんでした。

ともあれ赤福・御福餅がこうなってしまいましたが、名福餅の事は信じていたいです。中日も日本シリーズに2勝したことですので、名古屋の「名」を冠した名福餅には何としても不祥事が起きて欲しくないという気持ちでいっぱいです。

(関連エントリ)

『坂角のゆかり』のトレーサビリティがすごい

贈答品のトレーサビリティ

赤福がなければ御福餅を食べればいいじゃない

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

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