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2007年の秋の情報処理技術者試験は10月21日(日)です。残るところあと1か月となりました。
そんな中で、先日気になる発表を見つけました。
途中を引用すると、
「サーバ型試験システム」(以下「試験システム」という)について、試験制度の見直しに伴い、試験システムを継続して運用する目的でシステム構築業務を行うことを計画しております。
だそうです。
これは、oracleマスターなどの試験と同様に、PCに対して回答を行うタイプの試験システムを構築する業者を募集しているものと思われます。公募手続がPDFで配布されていまして、その中に応募要件というのがありました。見てみると「システムアナリスト」や「プロジェクトマネージャ」から「ソフトウェア開発技術者」などを含む指定の資格のうち、1つ以上を持っている人が主任技術者や管理技術者を行うように記載がありました。こういうように要件で規定されているところを見ると、資格を取っていて良かったなと思います。
他にも、平成20年度からの運用ができることという要件が書いてありました。情報処理技術者試験の本番で納期遅延による延長や、バグが出て試験中断ということがあったら注目を集める事になるでしょうから、社運を賭けて成功させる必要があるでしょう。平成20年の春試験でエントリー試験のレベル1をやるという方針はほぼ決まりのようです。他の試験は平成21年からの試験ということも、ずれる事は無さそうです。
それが確かだとすると、秋試験を受けるチャンスは今年と来年の2回しかありません。旧区分のうちに合格してしまい、新区分への移行があり、新区分が難しくなるのであれば、頑張って合格する価値があるでしょう。逆に、がんばって旧区分のうちに合格したのに、新区分が簡単になるとちょっと損をした気持ちになると思います。ここのところは自分でどうこうできることではありません。ちょと考え方を変えて、自身の能力向上を目指して勉強したらオマケに資格がついてきた、くらいの気持ちで挑戦するのが良いのではないでしょうか。
ここ1週間で「費用の発生主義」と「収益の実現主義」をはじめとしたいくつかの会計学の知識について、思い切り間違った内容を含むエントリを3本も投稿してしまいました。それを読んでしまわれた方に対して深くお詫び申し上げます。
一連のエントリは学生時代に学んだ知識を中心にしております。本来ならば誤りを訂正して正しいエントリを作成し直すところなのですが、訂正するとなると「もう一度ドラクエの世界をなぞって書き直す」ことになるかと思います。今回の過ちを見直す中で、能力不足にも関わらず会計の世界を無理矢理ドラクエに例えようとしたことが一因であったとの考えに至りました。ですので、ドラクエで会計学を説明する事に再度挑戦することはできません。理論を紹介することは、専門書や専門サイトのほうが適切であると思います。エントリ内で大きく間違った部分について自分自身で間違いを指摘できるところは指摘いたしましたが、正しい理論については専門書などを参照いただきたいと思います。自分自身で間違った部分を見つめ直した結果は各エントリに記載しております。
複数の方から、間違いを指摘する意見をいただきました。その時に間違いに気付くことができればもっと早くに修正ができたと思います。しかし自分では正しい事を言っている気持ちになっていたことから、どこが間違っているかを見極めるのに時間を要しました。そのせいで間違ったエントリーを長い時間衆目に晒してしまいました。間違った情報を信じてしまった人に気付いていただけるよう、せめてこうして目立つ形で間違いがあったことを周知させていただきます。
以下は自分の反省点です。
少し自信がないことをブログに書こうと思った時は、出展を探したり、自分よりも詳しいひとに意見を聞いたりして一生懸命に調べる事をします。しかし、ちょっと腕に覚えのあることについて書こう(特に昔とった杵柄なものは注意)とするときは、下調べに時間を費やさないことが多いのではないでしょうか。更にそういったケースこそ、自信に満ちて説得力の溢れる文章にしたくなるため、間違いを強調することになっていないでしょうか。せっかく間違いを指摘してもらったのに、それを受け流したりしないでしょうか。自分より詳しい人からもらったコメントについて、褒められた部分だけを嬉しがって、否定された部分は忘れてしまっていないでしょうか。自分なりのやり方を優先して、こういった過ちを防ぐのに効果的なやり方を教わる機会を無駄にしていないでしょうか。他人の過ちに目を向け、自分への戒めとしているでしょうか。眠いからこのへん適当でいいよな、どうせまじめに読む人は少ないし、という気の緩みを抱いていないでしょうか。
今後同様の間違いを繰り返さないように、定期的にこのエントリを見返したいと思います。
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