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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2008年1月21日の投稿

2008年1月22日 »

仕事のなかで自己肯定と自己否定をバランスよく行うことは、能力を高めていく上で重要なことです。このバランスを失ってしまうと、自らの能力、長所短所を客観的に把握できないだけでなく、最終的には仕事を行う能力の成長を妨げてしまいます。

まず、仕事に臨むとき、つまりこれから仕事を行う前段階、そして仕事を行っている最中は、自己肯定を積極的に行うべきだと思います。根拠のあるなしは別にして、感情的には「自分の行っている仕事は重要である」そして「自分の仕事のやり方、結果は他者に劣ることの無い最高のものである」という暗示をかけることで、仕事のモチベーションも高まりますし、効率も上がると思います。特に「考える」仕事では、実績のある他者(社)、そしてすばらしい経歴や大会社に所属している人などに対して無用な劣等感を持つこともありますが、結果としては目の前の仕事に対する姿勢や洞察は、必ずしも表面上のタイトル等と相関関係はありませんので、周りのことは気にせず、自己の能力を肯定して、高いモチベーションを持って仕事を行うべきだと思います。

その一方で、仕事を完成させた後(実際には仕事の完成前の最終確認やそれ以前の中間確認など立ち止まって仕事の結果を見直すタイミング)には、自己否定が重要になります。確かに限られた時間で、限られた能力で産み出した結果ではありますが、客観的に見た場合に「最高の仕事結果」であるのか、それとも「不完全な仕事結果」と捉えるかによって、その後の対応が変わります。仕事で完全な結果を生み出すことは稀だと思います。どのような仕事であっても、改善の余地は残っているはずです。その改善の余地(欠落している知識かもしれません)を、自ら把握して、次回のためにその余地を埋めていく努力を重ねることで、仕事の能力が向上していくと思います。

小さい主体で仕事をしている人たちは、どちらかと言えば仕事に臨むときに「自己肯定」をしたまま、結果を見直し「自己否定」をする余裕がありませんし、大きい主体では常に「自己肯定」で終わるケースが多いと思います。「最高の結果を出す」自信をもって仕事をするが、「結果には決して満足しない」という気持ちと行動が、会社の大小、経験の長短にかかわらず、仕事の地力を醸成すると思います。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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