IT業界のマーケティングを問う:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) IT業界のマーケティングを問う

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2007年8月30日 »

人事異動でとても重要な仕事を担っていた人が異動したり、突然退職してしまったりした場合に、組織や仕事が立ち行かなくなる危機感を感じることがあります。しかし、組織というものはそれほどやわではなく、結局一時的な課題が生じても、最終的には以前と同レベルのパフォーマンスを提供できるようになりますし、様々な変化を遂げて発展していくものです。つまり、機械の歯車が一つ欠けても、替わりの歯車や、歯車の代替手段を自然治癒的に見つけていくものなのです。

その一方で、組織に新しく入ってくる人は、思わぬプラスまたはマイナスを生むものです。抜けた人の代替だけでなく、組織としての活力を注入したり、マイナスの場合には組織を劣化させてしまうこともあります。

この2つのことを考えると、組織から人が離れる(抜ける)ことの影響は小さく、その一方で新しい人の影響は定量化できないけれども相対的に大きいものになる可能性が高いということだと思います。

安倍内閣の組閣が行われましたが、今までの大臣としての仕事は、組織として、また新しい人によってそれなりにまっとうされますが、新しい大臣が新しい付加価値を提供できるかが新しい内閣の価値を決めます。今回の組閣で、玄人的には評価されるが面白みが無いという評価をよく聞きますが、その言葉が、「付加価値は提供できても宣伝効果として低い」ということなのか、「政治の世界では無難な行動を取る人達だが、ニュース性は無いということなのか」。前者であれば、年金問題も、政治と金の問題も今回の内閣である程度は進展を見せるのでしょう。期待はできないことは重々承知ですが…

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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