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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2007年8月26日の投稿

2007年8月27日 »

全日空が最近宣伝をしている、9月1日からインドのムンバイと成田の間に就航する、ビジネスクラス100%の定期便ですが、なかなか面白い試みだと思います。投資が必要なことですので、採算性を確認した上での就航に違いありませんが、航空会社の様々な台所事情を垣間見ている気がします。さほど、航空業界に詳しいわけではないので、間違い等があったら教えていただきたいとも思いますが、自分なりに考えたうえでの解釈を書かせてもらおうと思います。

まず、インドとの間にビジネス客が多く、かつビジネスクラスの需要が高いということは、今回の就航が行われることから当りまえのように解ります。やはり、急激に経済が発展しているインドとの間では、ビジネス客特にビジネスクラスの需要が高まっているのでしょう。

その一方で、インドへの直行便が少ないという不便さもあると思います。インド方面へは、特定の航空会社を除くと、基本的にはアジア経由という便が多いようですし、その上インドへの直行便を提供している航空会社に対するビジネス客の人気も低いようなので、ビジネス客への選択肢を提供することだけでも、比較的安定した需要が見込めるのではないでしょうか。

また同時、エコノミーなどを設けないということは、さほど観光などに代表されるグループチケットなどの需要が低いということの現われではないかと思います。ビジネスクラスにも当然ディスカウントがあるものの、需要の強さ・固さを考えるとエコノミークラスを提供してイールドを少しでも上げることよりも、多少イールドが下がり、かつ乗客数が少なくてもビジネスクラスのみのほうが採算性として有利であるという判断なのでしょうか。

ビジネス的には、そんな様々な考えが生まれますが、その一方でビジネスクラスのみの飛行機一度乗ってみたいものです。やはり通常の2クラスまたは3クラスの飛行機に比べて、乗客が少ないということは「静かなのかな」と考えてしまいます。一度ニューヨークから東京への便で、747で乗客40人くらいのことがありましたが、とても静かでサービスもゆったりしていましたが、そんな感じの落ち着いた機内の状態ではないかなと想像しています。

どちらにしても、ビジネスクラス100%の便。ビジネスとして採算がとれ、他の国への便でも同様のものが提供されるようになると、また航空会社間の競争戦略が変化してくるのではと思います。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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