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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2007年8月17日

2007年8月18日の投稿

2007年8月19日 »

人は育ってきた環境によって常識が異なります。また、世代によっても常識が異なるものです。しかし、実社会では、育ってきた環境や世代によって隔離されていませんので、生活をしている中で軋轢が発生します。

同じ会社の中では、会社としての暗黙の常識が優先されますので、その基準(?)に従った注意や指導によって、一定の常識というよりもルールが機能します。例えそれが、社外から見た場合に非常識であっても、「あなたの会社の常識はおかしい」という指摘をすることはビジネス上稀なアクションですので、会社としての評価を下げるか、仕事から干されるかという間接的なリアクションが発生する可能性があるだけとなります。

しかし、人材が流動化している現在では、常識に関して理解できないことも起こります。朝青龍の事件も、これまで前提としてきた指導、教育による角界内のルール維持が徹底できなかった例でしょうし、そこには違う文化という背景も一因ではないかと思います(そんなに簡単な問題ではなさそうですが、この点はあまり触れません)。そして、ビジネスでも外資のみ経験、さらには事業会社以外のみ経験(つまりVCやコンサルティングのみ)といった人材も増えてきて、そのような人達が日本企業に入ったり、事業会社に入ったりします。そこで社内での軋轢やお客さまとの軋轢を生むケースも見受けられるようです。

個人的には、個々人で常識の差は存在することは当然だと思います。その一方で、ビジネスの世界に入ったら、その所属する会社の常識はまず受け入れるべきだと思いますし、会社側もその教育や指導は徹底して行うべきだと思います。そして、その一方で流動化している社会では、より多くの人に納得してもらえるような自らの常識をその上に確立することが、人材としての価値を高めると思います。これは一人よがりの常識ではないことはもちろんですし、今までは「いい人」、「まっとうな人」といった表現で評価されていた部分で、この”常識”を確立できるようにキャリアを積むことも、スキルや経験とともに重要なキャリア構成要素だと思います。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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