IT業界のマーケティングを問う:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) IT業界のマーケティングを問う

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2007年6月26日 »

検討が必要な問題に対処する際に、手順や方法が間違っていることで収集がつかなくなることがあります。

まず一番多いパターンとしては、特定の1名の責任者を決めずに、数人の担当者で問題の検討を進めることです。問題を解決していく途中では、様々な矛盾が発生したり、優先順位を設定し検討ステップの順序を調整する必要があります。あくまでも検討の過程を管理する責任者を決め、その人の指示に従って関係者が作業を実施するようにすべきです。

そして、責任者を決めずに数人で検討を行う場合に特に頻繁に発生しますが、事前に十分な個別検討を行わないまま関係者を召集して会議を行い、議論を行うパターンも問題を引き起こします。ブレインストーミングや、分業を前提に、知識を出し合うことで何かが解決されていくと勘違いをする傾向がありますが、事実を把握する作業と、原因や対応を考察する作業は異なります。責任者は責任者なりの整理を行うことが必要で、その作業無しに漫然と会議を行っても時間の無駄になります。

確かに、複数の人が集まることで、責任者が気がつかなかったことが判明する場合や、新しい仮説が生まれることがあります。それはそれで責任者の判断のもと、アプローチを修正する必要がありますが、それ以前の状態で、多数の関係者が集合して会議を行う必要はありません。

単なる議論を行い、議論をすることが目的とならないためにも、きちんとしたリーダーシップを持った責任者をアサインすること、そして漠然とした議論ではなく、リーダーの考えに基づき、事前に検討を加えた結果をもとにして、効率的な議論、目的を持った議論をすることで、効率的な問題対処が可能になると思います。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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