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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2007年5月2日

2007年5月3日の投稿

2007年5月4日 »

平日の午前中にテレビを見る機会は少ないですが、連休ということもあり見るともなしに午前中のテレビ番組を見ていました。午前中の番組は、例外もありますが基本的にはキャスターを中心とした番組になっていて、ニュース、芸能、時事の話題、生活のお話などを中心に、レポートとトークを中心として番組構成されています。

最近のことなのか前からなのかあまり見ないのでよく解りませんが、番組の中なのか外なのかわかりませんが、今までキャスターであったりコメンテータであったりした人が、引き続きテレビ通販に出演していることにびっくりしました。テレビ番組を確認はしていませんが、見た印象は番組の一部(延長)であるように感じます。

午前中の番組は、盛りだくさんの内容で、在宅の主婦層などをターゲットにしているため、放送する側にとって、(見る側にとっても)通販も大きな魅力なのかも知れません。しかし、番組の一部がテレビ局主導の通販番組と化してしまうのはいかがなものかという感覚も持ちました。そして、それまで、レポート等で様々な食材の話や、最近の流行を紹介していたキャスターがそのまま通販で「売るため」の商品を紹介することも、違和感を覚えました。

海外では、通販専門の番組もありますし、12チャンネルではジャパネットタカタの番組もあります。しかし、それはあくまでも、「通販の番組の時間です」という明確な形で番組が構成されていますので、見る側の意識も通販番組を見ているという意識になります。またスポンサーシップとしても、大きく時間枠を買い取った形になっていますので、30分なら30分の広告番組として捕らえることもできます。

テレビ離れ、番組の魅力の低下に対して、警鐘が鳴らされていますが、午前中の番組を見る限り、番組を作成する側にも、あまり質の低下や、一線を引いて内容を考えるという感覚が薄れてきているようです。

広告枠であるのか、番組であるのか、明確な区切りを持って、番組を作っていくという基本はどんどん崩れて行ってしまっているようです。ドラマの中での商品広告、さらにはドラマからの商品展開なども同時に進んでいますので、このままでは「テレビは文化」と主張しているテレビ局も、大きなマーケティングマシンとなるだけでしょう。そうなるのであれば、やはり楽天やライブドア(古い話題ですね)に統合されても、これ以上に悪くはならないとも感じます。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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