IT業界のマーケティングを問う:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) IT業界のマーケティングを問う

戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2006年9月17日

2006年9月18日の投稿

2006年9月19日 »

最近、自社の経営に関して様々な想いをめぐらしています。

まず、コンサルティングや業務委託(弊社は行っていませんが請負開発も同じだと思います)では、成長にも限界があるだけでなく、会社としての永続性を維持することは難しいことであると感じています。求められるサービス内容に対して、常に最善のものを提供し続ける必要がありますし、また常に営業パイプラインを維持し続ける必要があります。

大手のコンサルティング会社も、拡大路線を引く場合には、コンサルティングから業務委託(システムの開発も含む)、さらにはアウトソーシングという形で変化を遂げていきます。またそうでないコンサルティング会社は、少数(といっても多い人数ですが)精鋭、または規模の拡大はさほど追求していないと思います。

一方でアウトソーシングはどうか?と考えますと、「フラット化する世界」の中で様々な人がコメントしている、”必要なプロセスが同じ品質で、同じ結果を、低価格でできるため、アウトソーシングが可能になる”条件下ではある程度の成長は可能だと思います。しかし、その一方で、アウトソーシングを行った業務の中でも、インハウスに再度取り込み直す動きも起こってきています。長期間の経営を考えた場合には、本当に単純作業以外はアウトソーシングには向かないのではないかと感じます。

私の会社はマーケティングを専門に行っていますので、新規事業ではマーケティングから営業活動までをアウトソースすることも念頭において経営計画を立てていますが、初期には外部へ委託するマーケティング領域も、最終的にはインハウスに取り込まれてしまうだろうと想像しています。

つまるところ、

  1. ほそぼそとコンサルティング業務を行う
  2. 単純作業のアウトソーシングを行う
  3. 自分で事業主体になる

という単純な選択肢から、新しい方向性を生み出していく必要に直面しています。

弊社の領域が特殊なのか、一般的にそのような傾向なのか、業種の違いまではまだ把握していませんが、やはり”何かを作る”ということを中心に考えをまとめていったほうが適作なのか?と考えるオフの一日でした。

つるた

« 2006年9月17日

2006年9月18日の投稿

2006年9月19日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2012年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
tsuruta
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ