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最近、無愛想な受付が増えています。
先日訪問した会社の受付には、PHSが置いてあり、横にある紙に500番でお呼び出し下さい、と書いてありました。閉じてあるPHSを開けて、5・0・0と押すと仕切り板の向こうで呼び出し音がなり、生の声と電話の声が混じりながら受付まで来ていることを告げました。せめて、PHSを開いてボタンを押すだけにするとか、受付のところをダウンライトで照らし他とは違う空間なのだという演出をするとか、受付に声が聞こえないような配慮をするとか、お金をかけずに出来る工夫が欲しいな、と思いました。

また、別の会社では、レイアウト変更後、受付スペースが狭くなり、一人入るのがせいぜい、複数人で行くと廊下にはみ出すことになります。また、入退室を非接触ICカードで管理するため、訪問者用のカードを受け取り(受け取るまでに結構な時間がかかる)、入室脇のカードリーダにかざす必要があります。時間の決まっているアポイントなので、せめて5分前から待機するとかの配慮は欲しい気がしました。実際に、通された会議室では手持ち無沙汰な社員の方が何名もいました。時間が空いているんだったら、お客さまにICカードを渡すために待機するくらいのことは簡単に出来ることです。

ことごと左様に、ベンチャー企業の最近の受付は、お客さまを歓迎する玄関というよりは、出入り業者を体良くあしらう勝手口になりつつあります。これでは、なかなか会社に来てもらえる機会が増えるとは言えないでしょう。MTGを行う際、会社に来てもらって行えるようにすると、時間効率が断然上がります。かなり昔のことですが、リンクアンドモチベーションさんの事務所にお邪魔した際、変わった名前(Columbus、Mazeranとか)の会議室や照明の使い方がとても面白かった記憶があり、当時同行したアイティメディアの藤村さんは、事務所移転の際、同社に事務所デザインをお願いし、いくつかのアイデアを取り入れられていました。そうすると、訪問していただける方が以前よりグンと増えたそうです。

2番目に紹介したレイアウト変更した会社の方は、忙しい忙しいとこぼしていました。お客さま目線で、面白いことを考え出すと、抜け出せなかった忙しさから脱出できるかも知れません。千客万来の受付を目指しましょう!

面白法人カヤックの新しい挑戦「どんぶりカフェ」

tsuji2005

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辻 俊彦

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ベンチャーキャピタリスト。専門分野は、メディア系、ITサービス系。

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