毎日新聞社の「WaiWai」の問題については、自分で書こうか書くまいか迷っていたのですが、オルタナブログでは主に辻さんがエントリーを書かれていたと記憶しています。
あの騒動からちょっと時間は経過して事態はある程度沈静化したのかな、、、と思っていたら今日こんなニュースが流れてきました。
毎日新聞社が記事を無断利用・翻訳していた出版社、新聞社は32社ウェブサイト以前の英字紙の時代(1989年10月から01年3月まで)にも、著作権者の了解を得ていない利用・翻訳も行っていたとのことで、事実通信社の報道によると、計2907本もの記事でこのような無断利用が発覚したようです。
低俗記事問題については、切り取る断面によりいろいろな解釈も存在するところがかるかな、、、と思いエントリー書くのを躊躇した部分もありましたが、今回の件は完全にアウトってことで良いのではないでしょうか?
ここで感じるのは、低俗記事問題について作家の柳田邦男氏が以下のようなコメントを発表してこれまた物議を醸しました(全文はこちらからどうぞ))
今後は、新聞本体と同様のレベルで、外国語を含む自社のすべてのメディアをチェックする体制作りをすることが必要だ。
私は数年前からネットの負の側面に警鐘を鳴らしてきたが、今回の件はネット社会の落とし穴がどこに隠れているかわからないことを示唆するものだ。ただ、失敗に対する攻撃が、ネット・アジテーションによる暴動にも似た様相を呈しているのは、匿名ネット社会の暗部がただごとではなくなっていると恐怖を感じる。この問題はマスコミのネットとのかかわり方の教訓にすべきであろう。
この原稿書いた段階で、この記事の無断利用について柳田氏はまったく知らなかったと思うのですが、今回の件は新聞社として守るべきこともまったく出来ていなかったという点を考えると、なんか空々しいというか、かな~~り虚しい空気が流れているような感じがするのでした。
Special
- PR -| 辻俊彦 | 2008/10/03 12:36 |
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他人のことをとやかく言うメディアの倫理観は、政治家以上のレベルを求められるのかも知れません。 | |
| ささき | 2008/10/04 03:02 |
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辻さん、コメントありがとうございます。 >日本のメディアは、新聞やTV局など許認可事業みたいになっているので、無断利用の著作権無視の姿勢は捏造と並ぶくらい深刻だと思います。 既存メディアの人たちは放送スケジュールだったり、刊行日などの締め切りに追われて、正式な許諾をとっていたら成立しない、、、という言い訳がまず最初に出てくると思うのですけど、ネット出現以前はクレームがついても水面下での処理が比較的楽に出来たという事もあり、こうやってネットで即座に晒されてしまう状況に体質変化が追いついていないのが実情と思います。 新聞の書く「我々」ってのが、どこの我々なの?って話もありますし、前述のような言い訳をするのではなくやはり一般庶民から見ても、まともと思える行動規範・倫理観をもっていただきたいもんだと思います。 | |

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