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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

日報マネジメント

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毎日が勝負のベンチャー企業では、毎日を充実させることが重要です。仮説検証、PDCAサイクル、といったことも、1日の充実から始まります。

企業成長のお手伝いをする立場として、社員それぞれが毎日を充実させる有効な手段として、日報を書いてもらうようにしています。月次のアクションプランを立てた上で、日々の進捗を日報に書いてもらいます。ドタバタしているベンチャー企業では、振り返りが少なく、仮説検証の機会もなく、成果の挙がらないプランを同じように繰り返していることがよくあります。

簡単なフォーマットで10分以内に書いてもらう。重要なことは、1日の仕事を終えての感想や思いをきちんと書いてもらうことです。熱い気持ちで頑張っている社員の想いをメーリングリストで共有すれば会社の雰囲気は必ず良くなります。

社員それぞれが自らの行動量に着目し、会社の雰囲気が良くなっていけば、成果は必ず挙がっていきます。多くの社長がそうなるべく努力はしているのですが、成果の挙がらない現状をどうしようかと悩んでいるのも現実です。

行動管理ではなく、日々の想いを共有する日報は、企業の成長にとって、極めて有効なマネジメント手法だと思っています。

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