« 2012年12月7日

2012年12月8日の投稿

2012年12月9日 »

昨日、一昨日と連日のACNビジネスソリューションセミナーにご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。昨日は最後のセッションの最中に地震があり、ご心配をおかけいたしましたが、無事早めにお帰りいただけて何よりです。我々は、電車の混乱を避けるという言い訳のもとに、少しばかり打ち上げて帰ってまいりました。
 

20121208_100812 このようなセミナーもそうですが、日々の生活で言えば、食事をすること、飲み物を飲むこと、箸の上げ下ろしまで「目的」があるわけですね。まあ、箸の上げ下ろしまで、と考えてしまうと、脳みそが疲れきってしまうかも知れませんが。
 
僕が20代の頃に勤務していた企業は、なかなか社長に会う機会がなかったのですが、あるとき大阪に来られた社長とお食事をする機会に恵まれました。その時に言われた言葉が、今でも頭に残ってます。
 
「大木くん、こういう言い方をすると厳しいようだが、キミが給料をもらっていることにも意味があるんだよ。僕からすればキミに給料を支払う意味があるということだ」
 
前後の会話がすっ飛んでしまうくらい、この言葉だけが強く残っています。そうか、僕が給料をもらえる意味、理由があるのか、と。それは決して「給料を払ってやっている」というような上から目線の会話ではなく、優しいトーンで言われたため、僕にとって自分の仕事について考えなおす、いい機会になったんですよね。
 
僕が給料をもらう意味、経営者が僕に給料を支払う意味は、その対価以上の働きをするから。あるいは、それを期待しているから。それが期待通りでないのなら、当然給料は下がるわけです。それは決して、労働時間のことを指すわけではなく、成果のことを指すわけですね。何時間働いたとか、もっと言うと何時間会社にいたか、なんてどうでもいいわけです。まあ、当時は長時間会社にいないと成果は出せなかったですが、長時間いた結果出た成果という話と、長時間いたからどうした、という話は別。ダラダラくっちゃべってるだけ、でも時間は浪費しますしね。
 
それ以降、出来るだけ日々の行動の「目的」を意識するようになりました。この資料を作っている意味、会議の議事録を録る意味、会議に参加する意味、それぞれの目的は何か、といったことを意識するようになると、気持ちいいくらいに成果が変わってきたのですね。成果が上がると余計におもしろいので、また目的を意識して活動するようになる。いいスパイラルになっていきます。
 
昨日、一昨日のセミナーでは、ここに来られた方に、どうすれば役立てるセミナーになるのか、を意識した資料にしました。それを考え続けているため、初日と二日目では資料をずいぶん作り変えました。もちろん当社のお客様になっていただくことが最終目的ですが、目先の売上と言うよりも、参加いただいた皆さまが何を持ち帰っていただけるか、ということにフォーカスしているわけです。今回は当社のお客様になってくださらなくても、僕がお話したことを実践してみたらいい結果が出た。数カ月後に「ちょっとまた相談してみるか」というように思い出していただければ幸いなのです。
 
来週は大阪で、僕にとって今年最後の講演があります。 参加者の皆さまに役立てる講演にしたいので、今週とは資料が変わると思います。ギリギリまで粘ってみたいと思う週末です。

kumaboo

« 2012年12月7日

2012年12月8日の投稿

2012年12月9日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
tooki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ