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 先日からツイッターで質問したり、Facebookで聞いてみたり、さらには社員に聞いてみて、だんだんと分かってきたことなのですが。

 
 いわゆる、バイト語ではなく、学生言葉と言われるものがあります。まあ、学生だけではなく、社会人でも使う人はいるのですが。「やっぱ」とか、「〜じゃないですか」なんて言うのもそうですが、僕が気になっていたのは、物事を曖昧にする言葉。
 
 「〜系」
 「〜な感じ」
 「〜的には」
 「〜みたいな」
 「なにげに〜」
 「なんか〜な」
 「〜とか」
 
 物事を曖昧にしておくように聞こえて、会話が終了していないような違和感を覚えることがあるんですね。特にビジネスの現場では「あり得ない」ということになりかねない。
 
 なのですが、いろいろ聞いてみて、遡っていくと、原因は実は僕たち大人にあるんではないか、という気がしてきました。それは、僕たちが怒るから。はっきり物事を言った結果、それが間違っていると怒られる。しかし、怒られることに慣れているわけではないので、ついつい濁した言い方になってしまう。
 
 もちろん、発端はもっと遠いところにあるのかも知れませんし、怒られ慣れていないことも考え方次第ではありますが、僕たちに原因がないとは言い切れず。むしろ、僕たちがもっと考えないといけないことが多い気がします。
 たとえば、怒るのではなく、話を聴いてみるということ。あるいは、間違ったことを叱るだけで済まさずに、その後をフォローアップする。また、努力し、チャレンジした結果の失敗を認める。同じことを繰り返すのは別として、チャレンジさせない大人が増えているとか。これは問題だと思いますね。
 
 僕たちがこういうことを繰り返しているから、合格点を目指す人が増えているのかも知れない気がしてきました。100点を目指さずに、70点、及第点をクリアすることだけを目標としてしまう。これは、田中淳子さんからお伺いした、新入社員教育の現場でも起きています。いま目の前の講師の課題だけをクリアする。でも、現場に配属されたらできていない。及第点をクリアしてきただけだから、身についたわけではなく。
 
  近頃の若いもんは、という言葉は何千年も前からあるようですが、若者に反省を求めてばかりではなく、僕たち大人が見本にすらなっていない。これは大問題ですよね。むしろ、本質は僕たちにあるように感じています。特に、メールなど、対面ではないコミュニケーションツールが普及すればするほど、そこに意識を持っておかなくてはならないように思います。ブログを書いても、ツイッターでつぶやいても、僕たちは見本になっているのか、と。
 ちょっと今週は、大きなことを気付かせてもらいました。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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