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Macオンリーの生活になって、丸1年が過ぎました。現在使用しているMacBook Proの中にもWindowsは入っていません。Officeデータのやり取りはあるので、Office 2008は入っています。
なーにも不便を感じず、むしろ快適に過ごしています。で、Macにはご存じのとおりTime Machineというバックアップツールが入っており、HDDを接続すれば自動的にバックアップをとってくれます。楽ちん。
と思っていたのですが、前から持っていたHDDの容量が小さいのが不安だったので、ついにTime Capsuleを購入しました。全く知識がなかったのですが、Time Capsuleはオフィスに来ているLANに接続させて、そこからWi-Fiで接続することが出来ます。もちろんWPAでパスワード設定し、なおかつゲスト用にWi-Fiを設定しておけます。こちらもパスワードでクローズさせているので安心。(取り敢えず、は)
お昼にサブウェイのサンドイッチを買ってきて、片手で開けてサクサクッと設定完了。簡単すぎてびっくりです。これで無線LAN環境もできて、非常に便利です。なんと。
MacだけではなくWindowsでも使えるようですが、その便宜性は分かりません。まずは、Mac、特にMacBookやMacBook Proを買われたら、もうちょっと頑張ってTime Capsuleを購入されることをお勧めします。ビックカメラでは29,800円の定価販売で10%ポイント還元なので実質26,820円。価格.comでは26,819円なので、ほとんど変わりません。どちらが便利か、で考えればいいようですね。
森戸さんが「JALの法的整理で思うこと」というエントリーを書かれています。僕もマイレージはJALを使っています。ただ、ここに来てマイレージの見直しは視野に入れています。
「会社更生法適用」というと、だいたい潰れる予兆のような印象がありますが、本来はそうではなく、その言葉通りに「更正」させるための法律です。とはいっても、たいていの場合は銀行も離れていく、あるいは前倒し返済を要請してくることが多いので、更正することが難しいのが実情です。
ただ今回のJALの場合は、規模も違いますし、金額も巨大です。なので、銀行としても簡単に離れるわけにはいかない。
僕が、もっとも怖い言葉が「債務超過」です。8000億だそうですが、企業規模から考えればこの金額が大きいかどうか、という話は別として、要は「債務超過」なんです。会社を経営する人間として、もっとも避けなくてはならない事態なんですよね。
JALの社員の方々はもちろんOBの皆さんも、この事態をもっとシリアスに捉えないといけないと思うんです。経営陣はもちろんそうですが、取締役全員が辞任することになったわけですから、新経営者のもとで再建していかなくてはならないわけです。その時の大きな目印が、この債務超過だと、僕はそう考えています。これをクリアしないことには、再建は出来ないわけです。
もちろんこれは、社員だけの責任ではありません。債務超過になっても借金を続けていた経営者の責任は大きいと思います。もっと早く、手を挙げなくてはいけなかったんじゃないか、と。
と、ここまで書いて、外野の僕がJALの経営者を責めたいわけではありません。会社を経営する人間の一人として、このことは自分も肝に銘じなくてはならないことです。今は順調な会社でも、いつ、何時、こういう瀬戸際に立たされるかは分かりません。リーダーシップを発揮するということは、こういう数字にも表れなくてはならないことだと実感しています。
キリギリスにならず、アリのように頑張らなくては、と思う週明けです。
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