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小俣さんも書かれていますが、本年最後のオルタナティブブロガーミーティングのプレゼンターは加藤さんからネットコモンズの紹介でした。ITmediaをご覧になられている多くの方は、ネットコモンズを詳しくご存じだったのかも知れませんが、僕はかじる程度しか知らなかったので、よい機会をいただきました。
ツールや中身についてはネットコモンズのサイトを見ていただくとして、僕の感想は「使いやすい」。90年代半ばに初めてホームページを作成したときに感じたのは、「なんで、HTMLを覚えないといけないのか」でした。
もちろん大手企業なら、どういうサイトを作るのかといったことは整理され、外部の制作会社に依頼されるものなのでしょうが、中小あるいはもっと小さい会社では、サイトに掲載したいことは経営者の頭の中にあり、それをアウトプットしながら作っていけるといいわけですよね。
で、キレイなデザインはプロにお願いするとしても、そこに書きたいことはそのままキーボードに打ち込んでいきたいわけです。ところが、< >で囲む内容をいろいろと覚えないといけないようではダメなんですよね。
ホームページ作成ソフトもいろいろとありますが、ネットコモンズには部品化されたものがいろいろあるので、簡単に作成できるのがいいところ。あとは、SaaS化ですね。自分で作成できても、サーバにインストールして、といった作業があるようだとやっぱり自社ではやりきれない会社も多いように思います。
まだまだよくなっていくのだということも知ることが出来て、加藤さんに感謝です。その後の懇親会は、当然のように楽しい時間でした。やっぱり、40代(以降も含めて)のブロガーたちは元気です!(笑
ポッドキャストジャーナルさん経由で知ったのですが、日経ビジネスオトマガジンなるものが、明日月曜日から始まるようです。

日経ビジネスオトマガジン via kwout
まだこの画面があるだけなので、内容は一切公開されていません。
日経ビジネス本誌のハイライトを紹介する日経ビジネスオンラインポッドキャストは、2008年12月19日を機に休止していたので、再会なのか、とも思えるのですが何もアナウンスはされていません。
僕自身、毎週発売される数あるビジネス雑誌の中で、もっとも信頼でき、内容も興味深いと感じていたのが日経ビジネスだったことと、井上豊元編集長、佐藤吉哉元編集長の流れで来た、このポッドキャストに押されて1年契約の後に3年契約をしました。ところが、その後の寺山正一現編集長の判断で休止されたことを残念に思っていたんですよね。
同時に、本誌も特集を含む内容が、小さくまとまり始めた気がしていました。正直言って、「ほーら、こんなに景気が悪いよ」を書き続ける雑誌なのであれば他にもあるし、別に日経ビジネスである必要がないと感じていたんですよね。
最近、少しずつ内容もよくなってきている気がするので(偉そうで申し訳ないんですが)、ぜひ寺山編集長にがんばっていただきたいと考えています。
岩永さんが書かれている活字離れも、すごく深刻な話である気がします。(あくまで500名ほどのモニタリングですけど)インターネットニュースを読んでいるからOK、というものでもないように思います。新聞、雑誌などの紙媒体の良さと、ネット媒体の良さは、重複しないところがあると思うんですよね。
こういったことも、ぜひ日経ビジネスならではの切り口で、ポッドキャストを使って発信していって欲しいと思う日曜日の朝です。
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