昨日の雪で「首都圏、たった4センチで雪パニック…転倒、病院搬送662人」のような状況になりました。首都圏は本当に雪に不慣れです。雪国の方から見れば笑ってしまうレベルでしょう。道路に雪がある時にあえて自転車に乗ったりハイヒールで出かけたりするのは、不慣れを通り越して無謀なのではと思います。

雪が降った時に転倒事故を減らす基本は、まず雪かきです。こういう時こそお互い様の精神で自宅前を雪かきしておきたいところです。本格的にやるには道具が必要になるわけですが、シャベルなどを常備している家が多くないのが、これまた都会の現実です。

雪かき用の道具で思い浮かぶのは、プラスチック製の大きな刃が付いたシャベルです。雪国のニュースによく登場します。私の経験から言うと、都内近郊でこのタイプのシャベルが活躍する機会はほとんどありません。このタイプはふかふかの新雪が積もった時に最適ですが、首都圏でそこまで積もることは少ないです。雪が凍ってしまうと、強度不足で歯が立たなくなります。

首都圏向けにお勧めしたいのは、金属製の刃が付いた土木工事用の普通のシャベルです。数千円出せばしっかりした物が買えます。我が家では錆びないようにメッキされたシャベルを買って、10年以上使っています。先端が尖っているタイプと平らなタイプがあります。雪かきに向いているのは平らなタイプです。これなら路面に薄く凍り付いた雪をガンガン突いて剥がすことができます。今回のような薄く積もって凍る雪に向いています。

シャベルは雪かきに使えるだけではありません。

地震等の災害で土砂に埋まってしまった時も活躍します。手の届くところに常備していれば、自宅に不審者が侵入した時に戦う武器にもなります。ぜひ良いモノを1本買っておきたいところです。

余談1

シャベルとスコップは地域によって慣用的な呼び方が違うようです。東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルと呼ぶ人が多く、西日本では逆に大型のものをシャベル、小型のものをスコップと呼ぶ人が多そうです。

私は生まれも育ちも首都圏ですが、なぜか大型のものはシャベル、園芸用の片手で持てる小型のものはスコップだと思っています。皆様はどちらでしょうか。

シャベルとスコップ どっちの道具でショー

http://ameblo.jp/crimson0602/entry-10469267157.html

余談2

JIS規格(JIS A 8902:1988 ショベル及びスコップ)では、足をかける部分があるものをショベル、無い物をスコップと記されているのだそうです。

Yahoo知恵袋 シャベルとスコップの違いについてです

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1053781635

余談3

携帯可能なシャベルは古くから軍隊の個人用装備になっています。白兵戦では銃以上に強力な武器になります。米軍はベトナム戦争後に三つ折りタイプの全金属製のものを採用しています。同タイプの民間バージョンのシャベルが市販されていますが、安物を買うと鉄板が薄くて、すぐに曲がって使えなくなります。米軍放出の正規品などしっかりしたものを買った方がよいです。ただし雪かきには不向きです。

余談4

自衛隊では旧日本陸軍からの伝統で「えんぴ」(円匙)と呼んでいました。形は米軍の旧型をベースにした2つ折りタイプでした。※今は変わったかもしれません。

テクネコ

経済産業省の「復旧・復興支援制度データベース」サービスが、昨日1月17日より提供開始になりました。

Rassistance

本サービスは、国や地方公共団体等が運用する多種多様な支援制度をワンストップで検索することができるサービスです。経済産業書商務情報政策局情報プロジェクト室が、東日本大震災復興対策本部、内閣官房情報通信技術(IT)室、内閣府防災担当、総務省と協力して進めています。

東日本大震災後、国や地方公共団体は、復旧・復興のために既に400を超える支援制度を整備しており、今後も増加が見込まれています。これらは省庁・自治体のWebサイトや紙の冊子で配付されています。しかしながら、国の各省庁、県、市町村で多くの制度があるため、支援を必要とする人が活用できる制度を探すことが不便な状況でした。

このような状況を改善するために計画されたのが、「復旧・復興支援制度データベース」です。このプロジェクトはデータベース化する項目を定義するところから始まりました。1月17日現在で個人向けの支援制度225件、事業者向けの支援制度199件が登録されています。この後、さらに登録件数を増やして充実させていく予定です。

「復旧・復興支援制度データベース」は行政機関や行政制度に詳しい専門家が、住民や事業者からの相談時に利用することを想定していますが、一般の方が利用することもできます。地域や条件を選択することで、活用できそうな制度を簡単に検索していただけます。

弊社はお付き合いのある会社とチームを組んで、当プロジェクトの研修・教材整備を担当しております。サイトの「このサイトについて」ページに社名を載せていただきました。

研修・教材整備チームは、当サービスの説明のため今週から東北3県に行くことになっています。県単位の市町村向け説明会と、各自治体にお伺いする実演会の2つの形式で行います。第1回目は、本日18日に岩手県遠野市で開催します。デモや説明は東北を地元にするメンバーが主に担当します。当プロジェクトを通じて小さいながら東北に仕事を作ることができたと思っています。

私は岩手県山田町、他を担当することになりました。

東北沿岸部は復興関係者が多く集まっていて、宿泊の予約が思うようにならない状況です。寒さは東京と比べて一段と厳しそうです。ハードな出張になると予想されますが、ささやかながら現地でお金を使って復興に協力すると同時に、自分の目で今の状況を見てこようと考えています。

関連リンク

テクネコ

早いもので今日は東日本大震災から10ヶ月目です。

先月ご紹介した〈JNNが送る東日本大震災を「記憶」と「記録」に残す15時間生放送の報道特別番組『「報道の日 2011」記憶と記録そして願い』〉が12月25日に放送されました。私は〈第三部『3.11 映像の記録~あの日、何があったのか~』〉を中心に見ました。

第三部は、震災当日の午後2:25分頃から夜7:30頃を、25日の時刻とリアルタイムに重ね合わせて再現する構成になっていました。震災当日は私自身が都内で帰宅難民になっていて、見えない所で何がどうなっているのか全くわからない状態でした。今回テレビ局で整理された情報を時系列で見ることで、ようやく全体が掴めた気がします。仙台の津波が三陸より1時間近く後であったことや、横浜に1.3mの津波が来ていたことを初めて知りました。本当にすごい地震だったのだと改めて思いました。

被災された方には辛い映像ですが、記録として伝えていくことは将来のために重要ですね。

夏に東北に行って以来、東北に関係する仕事をしたいと考えていました。いろいろな縁があって、この1月後半から2月にかけて東北各地を回る仕事を受注することができました。正式な発表が1月17日に予定されています。公開された後で詳細をご紹介したいと思います。

テクネコ

当ブログで、最大2,000億件のデータをパソコンで超高速に検索・集計できるソフトウェア「1/3 C Reader・Publisher」をご紹介したのは、1年前でした。2012年は「ビッグデータ」がバズワードから抜け出して事例が出てくる「ビッグデータ元年」になりそうです。

「1/3 C Reader・Publisher」はその後に機能追加されて、製品名が「ターボ DataReader・DataWriter」に変わりました。ターボ DataReader・DataWriterは、横浜に本社を置く株式会社ターボデータラボラトリーさんが開発した国産ソフトウェアです。

ターボ DataReader・DataWriterの肝は、最大1兆件のデータを独自の形式で変換した「D5Aファイル」です。D5Aファイルは、以下の特徴を持つファイルフォーマットです。

  • インターネット上で共有可能です
  • 複数のD5Aファイルを瞬時に結合(UNION)できます
  • XMLドキュメントも格納可能です
  • 暗号化されていてセキュリティを保てます

このようなD5Aファイルは、リレーショナルデータベースに格納されたデータと異なり、OSやDBMSの違いに煩わされることなくどこに持って行っても読みだすことができます。手元のポータブルハードディスクにコピーすることや、クラウド上に置いておくことも容易です。

ターボ DataWriterは、最大2,000億行x4,096項目の表形式のCSVファイルを読み込んで、D5Aファイルに変換します。また、複数のD5Aファイルを1つにマージする機能や、D5Aファイルの一部を抽出して別のD5Aファイルを作成する機能があります。

(2,000億行を超えるデータは、2,000億行未満の複数のD5AをReaderで結合してブラウズします)

完成したD5Aファイルは、社内であればファイルサーバーに置きます。Webサーバーに置いてインターネット経由で利用することも可能です。

Writerreader

D5Aファイルを利用する時に使うのが、ターボ DataReaderです。Windows版、Linux版、Android版の3種類があります。

ターボ DataReaderは一般的なスペックのWindowsパソコンで巨大なD5Aファイルをスクロールしながら眺めることや、条件に合った行を瞬時に絞り込むことが簡単にできます。

D5Aファイルからデータを切り出して自分で加工したい場合は、Readerで選択したデータをCSV/Excel形式で保存できます。巨大データをExcelで扱えるサイズに絞り込んでグラフを作成する等の場合に便利な機能です。また、同社のAktblitzIIで扱えるD5T形式で保存することもできます。

さらに、Liux/Windows の C/C++/Java/PHP/Python言語で独自のアプリケーションを開発することができます。

ターボ DataReaderのおもしろい所は、ターボ DataReaderが無償のライセンスになっていることです。つまり、他のソフトウェアパッケージのような利用人数や端末数による料金体系ではないということです。ターボデータラボラトリーさんは、ターボ DataWriterでD5Aファイルを作成する部分に課金して収益を得る仕組みです。このライセンス体系は、Adobe社のAcrobaとAdobe Readerの関係に似ていますね。

この1年の機能強化の目玉は、Webサーバーに対応したことです。PHPを使ってD5AファイルにアクセスするWebアプリケーションを開発することができるようになりました。D5AファイルをWebサーバーに置いたままでPCやスマートフォンのブラウザからアクセス可能になったことで、活用の可能性が広がりました。

ターボ DataReaderのGUI部分はオープンソースとして公開されています。また、エンジン部分はAPIが公開されています。クラウド上で手軽に大規模データを作成して共有できるソフトウェアは他にありません。SI会社の方は、ビッグデータ対応のシステム構築エンジンとしてターボ DataReader・DataWriterを検討してみてはいかがでしょうか。

【宣伝】

億単位の大量データの管理にお困りのお客様で「ターボ DataReader・DataWriter」にご興味がありましたら、弊社お問い合せフォームよりお気軽にお問い合せください。

株式会社テクネコ:お問い合わせフォーム

【関連リンク】

ターボデータラボラトリー:「ターボ DataReader・DataWriter」資料(PDF)

http://www.turbo-data.co.jp/ReaderWriterJ.pdf

ビッグデータ

http://blogs.itmedia.co.jp/musasabi/2011/12/post-ea37.html

【2,000億行】データベースに入りきらないデータ求む

http://blogs.itmedia.co.jp/techneco/2010/10/2000-dceb.html

テクネコ

2011年は残すところ12時間を切りました。今年の締めくくりのエントリです。

下の写真を見てください。クレパスのような色鮮やかな直方体が散らばっています。アートみたいです。

© 2011 The New York Times Company ※リンクをクリックするとオリジナルに移動します。

実はこれ、津波で被害を受けた仙台港のコンテナターミナルを上空から撮った写真です。1つ1つが40フィートコンテナです。長さ約12m×幅2.5m×高さ2.6mの大きな箱です。右上に見える黄色のビールケースのような枠は、コンテナを船に積み込むためのガントリークレーンの残骸です。

米紙New York Timesは、東日本大震災の報道写真をスライドショーにまとめて公開しています。その中からいくつかご紹介します。

私が選ぶ2011年報道写真 銀賞です。

© 2011 The New York Times Company ※リンクをクリックするとオリジナルに移動します。

宮城県名取市で松林を超えて押し寄せてくる津波です。まさに決定的瞬間の1枚です。いろいろなところで目にした方が多いと思います。

そして、私が選ぶ2011年報道写真 金賞はこの1枚です。

© 2011 The New York Times Company ※リンクをクリックするとオリジナルに移動します。

宮城県石巻市で自衛隊員に救助される家族の写真です。

自衛隊は震災直後から8月31日まで大規模震災災害派遣で出動しました。人命救助19,286名、遺体収容9,505体、物資輸送13,906tの活動実績です。その他、給水支援:32,985t、給食支援:5,005,484食、入浴支援:1,092,526名となっています。

東日本大震災被害状況は、死者15,844人、行方不明3,451人(30日現在・警察庁まとめ)、避難334,786人(15日現在・復興対策本部まとめ)となっています。自衛隊が果たした役割が大きなものであったことがわかります。改めて感謝したいと思います。

行方不明者の捜索は今でも続いています。海上保安庁は12月20日に大槌湾で津波犠牲者の遺体を発見しています。

震災の年の最後をNew York Timesのスライドショーで振り返るのはいかがでしょうか。

以下のURLからアクセスして左▲をクリックしていくと、震災直後から3月末まで時系列に辿ることができます。(時系列なら右▲のような気がするのですが、このあたりがアメリカンでしょうか。)

New York Times 東日本大震災スライドショー

http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/20110312_japan.html?ref=asia#254

※海外メディアならではの冷徹な視点というか、日本人には刺激が強い写真が含まれます。あらかじめご注意ください。

2012年がすべての人にとって良い意味で特別な年になりますようにお祈りします。

テクネコ

年賀状を出し終わって「今年はこれで終了」と一安心していると、「番長と遊ぼう」が飛び込んで来た。ネタをフルだけふっておいて、ばんちょ~本人は南の国に海外逃亡したとも都内に潜伏中とも言われている。

ではもう一仕事して、すっきり今年を終わりにしよう。2012年12月31日にワープ。


その1:50歳になった。

2012年2月に誕生日を迎え、ちょうど50歳の大台になった。このくらいの年齢になると「才」より「歳」の字の方がふさわしいような気がする。(※本人の感想です)

会社勤めの人は60歳か65歳で定年だから、「後10年とか15年」の気分になるところだろう。私は自分の会社をやっているので定年はない。とは言え、歳を重ねるにつれて気力体力の衰えは来る。あとどのくらい健康で働くことができるかが、気になるところだ。これまでに増して自分自身が納得できる充実した仕事の仕方を追求したい。

このような考えがあって、会社設立以来「テクノロジーとネットワークで人と人とのコミュニケーションを加速する」としていた弊社のテーマを、2012年から「経営に貢献できるITをデザインする」に変更した。2011年に書いたプロジェティスタとデザインの意味を、本業で深めて行きたいとの考えがある。最終的に目指すのは「世の中をデザインする」ことだ。そこまで辿り着くことができれば、自分としては大成功と言える。

その2:火星から使者がきた

ごちそうして$5,000払った。

※この意味がわかる人はコメント欄にご記入ください。賞品はありません。

その3:ネコの国を作った

2012年に出版した電子書籍が大ベストセラーになって高額な印税を得た。この資金を元に長年の念願であった「猫の王国」を神奈川県内に建国した。2012年12月末現在の猫人口は、22匹となっている。

王国の国土防衛と周辺警備は、自宅警備隊に業務委託されている。文部科学省の調査によるとニートと猫は最高に相性が良い組み合わせであることが実証済みであり、複数の地方自治体から若年者の引きこもり対策事業として注目いただいている。2013年度から各地の自治体と協力して猫の王国を全国展開する計画である。


というわけで、2011年12月に帰ってきました。さて、来年末までにいくつ実現するでしょうか。笑) では、皆様、よいお年をお迎えください。

テクネコ

スマホにどんなアプリを入れているかで、その人がわかる時代だそうです。笑)

私はauのISW11HTを使っています。HTC製でAndroidはバージョン2.3.4にアップデート済みです。今回のエントリは、私が常用しているアプリをご紹介します。

以下がトップ画面です。

Snap20111007_195909

上半分を占めているのが、HTC独自の時計と天気予報です。実際にここで時刻を確認することはないのですが、スリープから戻った時のアニメーションがおもしろくて、そのまま使っています。その時の天気によってアニメーションが異なり、画面いっぱいに雲が出たり、雷が光ったり、車のワイパーが動いたりします。

乗換案内

説明の必要はないと思いますが、現在時刻や到着時刻に合わせてベストな電車のダイヤと乗り継ぎを調べることができます。都内のいろいろな場所へ行く私の必需品です。

K-9 Mail/Gmail

HTC純正のメールアプリは、IMAP4の送信済みフォルダの同期がうまくいかなかったり、一部のメールで文字化けが起きたりしたため、K-9 Mailに変えました。GmailのアカウントはGmailアプリを使っています。

ついっぷる

Twitterのクライアントソフトです。PC版を以前から使っているので、Androidでもついっぷるを使っています。

マップ

Googleマップです。音声認識が驚くほど正確で感心しました。仕事だけでなく、趣味のバイクツーリングで何かとお世話になっています。

ブラウザ

ブラウザを起動してからURLを入力するような使い方は、私はほとんどしません。FacebookやTwitterでURLリンクが含まれていた時に、そこをクリックして起動する使い方が多いです。

WiFiテザリング

ISW11HTはWiMAXも使えるテザリング機能が便利です。ISW11HT単体で使っている時はauの3G回線でも充分に速いのですが、PCをWiMAXでテザリングすると明らかに速度が変わります。

Snap20111007_195926

FMラジオ/radiko

ISW11HTはFMラジオ機能が付いています。イヤフォンのケーブルをアンテナに使う本物のラジオです。ワンセグTVより省電力でネット接続ができなくても聞けるFMラジオは、災害時に活躍するでしょう。ネット経由で聞けるradikoもインストールしてあります。

東京メトロ

東京の地下鉄専用の乗換案内アプリです。あまり使っていません。

ウェザーニュース

細かい地域別の天気予報を知ることができて便利です。

andronavi/マーケット/au one

アプリのインストールやバージョンアップのために置いてあります。

facebook

このところfacebookアプリを起動することが多くなってきました。トップ画面に昇格する日は近いです。

Skype/Skype au

au版と通常版の2つをインストールしてあります。2つある理由は、au版は3G回線を使って音質が良い代わりに、カメラが使えないからです。カメラを使う時は通常版を起動します。

温泉天国

バイクツーリングで最寄りの日帰り入浴施設を探す時に、便利に使っています。

マクドナルド

最寄りの店舗検索ができて便利です。会員に配信されるクーポンは使ったことがないです。

ぐるなび

レストラン検索のアプリです。使い勝手が悪くて、ほとんど使いません。

ナビ

Googleナビです。スマホのおまけ機能としては十分すぎるくらいくらいです。仕事やバイクツーリングでたいへん重宝しています。

アプリを配置してある画面はこの2つだけです。他のアプリをいくつかインストールしてありますが、ほとんど使っていません。

以上、スマホに仕事をさせている方の参考になれば幸いです。

テクネコ

Googleマップに全国の道路の交通状況を確認できる機能が追加されました。さっそくアクセスしてみたところ、スゴイです。高速道路だけでなく主要幹線道路まで表示されます。

渋滞情報の収集方法がGoogleらしいやり方です。

データは、Android端末やiPhoneなどスマートフォンユーザーの位置情報を利用。ユーザーが「My Location」(現在地)の機能を有効にしている場合にGoogleに送られる位置情報と速度データを利用し、交通状況を計算しているという。

これなら道路にセンサーを設置する必要もなく、3GやWiFiが使える地域であれば裏通りまで把握できますね。今後スマートフォンが普及するにつれて、データの精度が上がっていくと予想します。

現時点でPC版は渋滞情報を表示するだけの機能です。ただし、カーナビ専用機にない特長があります。それは過去の渋滞情報を検索できることです。画面左下の「更新」リンクをクリックすると、曜日と15分単位の時刻を指定して、検索することができます。出かける前に混雑を予想する時に役に立ちます。なお、モバイルGoogleマップナビでは、交通状況を反映した目的地への到着時間になっているようです。

渋滞情報を反映した経路検索ができるようになるのは、時間の問題でしょう。すでに北米や欧州の一部の国でこの機能が利用可能だそうです。ここまで来れば、専用のカーナビを買わなくてもいいと考える利用者が増えそうです。

いよいよカーナビ専用機の市場にもスマートフォンが攻め込んで来そうです。カーオーディオのメーカーは、車載用のAndroid Padの開発に着手した方がいいのではと考えます。私が言うまでもなく開発を始めていると思いますが。

イノベーションは業界の外で起きるという言葉を実感します。

テクネコ

今日は東日本大震災から9ヶ月目の日です。自分の備忘録を兼ねて書いておきます。

昨日(10日)の日経新聞朝刊の記事が目に留まりました。

災害発生から9ヶ月。被災地のテレビ局と在京局、あるいは被災した地域の間で、震災報道に温度差が生じ始めている。

岩手、宮城、福島の放送局の報道関係者が集まり、仙台で今月3日にに開いたシンポジウム「被災地のメディアとして」(「地方の時代」映像祭主催)でも、その課題が話し合われた。

テレビ岩手の遠藤隆報道制作局次長は、津波に襲われなかった県内陸部の人々の震災への関心が「薄れてきた」と報告。盛岡市で調べる視聴率データの推移を例に挙げ「被災地を伝える番組は高い視聴率を維持してきたが、最近では、番組によっては明らかに(数字が)落ちる」と述べた。

あるローカル局の幹部は「全国放送を仕切る東京の局から『震災の話題はいらない。視聴率が取れないから』と言われることが増えてきた」と漏らした。

新しいニュースに次々目移りしていく「集中豪雨型」(TBS星野誠報道局長)の報道姿勢への反省から、TBS系列の全国ネットJNNは震災後の5月に宮城県気仙沼市に三陸臨時支局を設立しました。加盟する28局の記者やカメラマン25名が、1ヶ月交代で常駐する体制で取材を続けているとのことです。

その成果が12月25日(日)にTBS系列で放送されます。日曜日の朝8:00から夜10:54まで15時間生放送の大特集となります。

星野局長は「震災を再び身近な問題として考えてほしい」と言う。

クリスマスの日曜日に硬派な内容で終日の特集を組むTBS系列に期待しています。

TBSホット情報
JNNが送る東日本大震災を「記憶」と「記録」に残す15時間生放送の報道特別番組『「報道の日 2011」記憶と記録そして願い』12月25日(日)あさ8:00~よる10:54

http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/201111281439.html

テクネコ

竹内さんの〈顧客を大事にする姿勢-「PCをバッグから出しただけで注意するレストラン」と「お茶のサービスで心まで満たされるカフェ」〉と、岩永さんの〈「どこでもPCを使う」はどうかと思うけれど「どこでならPCを使う」ってのは難しい線引き〉を読んだ。

竹内さんの趣旨は、PC禁止の是非ではなく、店のポリシーを知らずに来店した客に居心地の悪い思いをさせずに伝える方法があるのでは、ということのようだ。このような場合の対応について、以前に〈人を動かすものの言い方〉を書いたのでそちらを参照していただければと思う。

当エントリはオルタナティブな見方で自分が考えたことを書いてみる。

PC使用禁止に関する自分の立場

私はノートパソコンの黎明期からのモバイルユーザだ。ノートパソコン以前にラップトップパソコンと呼ばれていた時代からEPSON初のラップトップPC-286Lを持って出張したり、IBM ThinkPad 230Csを携帯して海外のホテルからモデムでネットに接続したりということをやっていた。当時の先端的なモバイルユーザは、自らをロードウォリアーと呼んでいた。パソコンを持ち歩くことは、カッコイイことだったのだ。

今の私が仕事をする場所は、都内の拠点、お客様先、自宅の3カ所が多い。モバイルPCとしては大型な14インチ液晶のノートPCを、毎日必ず持ち歩いている。テザリング可能なスマートフォンは、必須の商売道具だ。

都内の拠点は広いテーブル、電源、無線LANを使える。まとまった時間が空いた時はここへ一時退避することにしているので、カフェなどでPCを長時間使うことはない。

ロードウォリアーの生き残りとして、以前から電源が使える場所についての情報は気にかけている。PCを使えないファミレスは、少し前にFacebookで話題になった。今回のファミレスがそれと同じチェーンであるならば、そのチェーンの都内の一部店舗でPCの利用がお断りになっているのは事実だ。

客が店をつくる

「客が店をつくる」という言葉が、飲食業界にある。その店に集まる客の質が、店の雰囲気や居心地の良さを決めて行くという意味だ。

このファミレスが開店当初からPC禁止であったとは思えない。どこかの時点でポリシーが変わったのだろう。では、その理由は何だろうか。

PCを使う客が長居をして回転率が悪い、PCを使う客が目障りと言うクレームが他の客からあった等の理由が考えられる。また、ファミレスやファーストフードは店内の勉強が禁止になっているところは多い。ノートPCが大学生の文房具になるほど普及した現在、勉強禁止とPC使用禁止が同義語となっている可能性も考えられる。

これらは私の推測に過ぎない。いずれにしても、どこかの時点で目に余るレベルに達したのだろう。テレビのCMではないが、「やりすぎました」だ。その対策としてPC禁止のポリシーが明確化されたと考えられる。

公共の場所で各個人が自分の利益だけを考えて好き勝手なことをした結果として、PC利用者全員が不便になる「共有地の悲劇」はなかっただろうかと思うのだ。

ちなみに寛容なルノアールにおいても限度はある。客がマナーを守れなければ、ルールはエスカレートしていく。(「おまえらがモンハンばっかりプレイするからルノアール秋葉原店がゲーム禁止になる」参照。)

PCを使う店、使わない店

竹内さんのエントリに「食事をするための場所でPCを取り出す人は、どの程度のランクの店まで出すんでしょう」というコメントが付いていた。

どの店ならPCを使うのか、これは興味深い問いだ。

私自身、ドトール、スターバックス、タリーズなどのカフェでは、何のためらいもなくPCを使う。ハンバーガーチェーンでも同様だ。一方、ラーメン屋やカレーチェーンでは使わない。行く機会があまりないが、高級レストランではPCを使わないだろう。

この違いは何だろうか。今まで考えてみたことがなかったが、考えてみるとおもしろい。

ラーメン屋やカレーチェーンで使わないのは、カウンター席が多いとか、テーブルが狭いとか、汁物はPCが危険とか、食べ終わったらすぐ店を出るのが暗黙の了解とか、の理由がある。高級レストランで使わないのは、その行為が店の雰囲気に合わないと自分で判断するからだ。スペースなどの物理的な理由以外に、使う・使わないの線引きが自分の中でどこかにある。

では、自分の中でファミレスはどんな位置づけなのか。

私がファミレスを利用するのは、仕事の途中で誰かと食事をする時くらいだ。その場合は食事をしながら仕事の打ち合わせを兼ねることが多い。PCを使う時もあれば使わない時もある。PC禁止のファミレスだと、ちょっと困るかもしれない。

岩永さんは「落ち着いてコーヒーを飲みたいのに横でカチャカチャとキーボードと格闘している人がいると、正直嫌になる」と書いている。正直な人だ。私は新幹線で隣の席にキーボードを叩く人がいると、どうも落ち着かないことがある。誰が正しいとかではなく、あることについて異なる思いを持つ人がいるという話だ。一人の人の中でも、その日の体調や気分によって感じ方が変わることがあるだろう。

IT界隈にいるとノートPCを使うのは当たり前のことのように思ってしまうが、世の中の大半から見れば少数派にすぎない。隣のテーブルでキーボードを叩いている行為に対して、カレー屋でタバコを吸うことや、口を開けてクチャクチャ音をさせて食べることと、同じレベルの嫌悪を感じる人がいるかもしれない可能性について、考えてみることは無駄ではないだろう。

このあたりを突き詰めていくと自分自身の矛盾に行き着いてしまうのが、この問題の難しいところだ。

常識はゆっくり変わる

常識やマナーと言ったものは、長いスパンで見ると常に変わっている。携帯電話が一部の金持ち利用者のものであった頃は、電車の中で通話しない等のルールはなかった。普及率が一定数を超えた後に、車内で使わないことがマナーとして確立された。

かつてノートPCを携帯して出先で使うことは、”ナウなヤングエグゼクティブ”(死語・笑)の象徴だった。IT界隈の40~50代の年齢層の方は、多かれ少なかれこのイメージが残っているのではないか。

少し前にTwitterのTLで話題になったのだが、人前でノートPCを使うのは今や”ダサイ”ことなんだそうである。外で仕事するならiPadは”オシャレ”だが、ノートPCを拡げてキーを叩いているのは「仕事に追われている人」のイメージだとか。

私自身、この認識のギャップに驚いた。世の中の常識は、かくも変わって行くのだと思った。

公共の場所でノートPCを使うことに、そろそろマナーが必要になってきた可能性はないだろうか。食事をする場所でノートPCを使わないことが、これからの都会のルールになっていくのかもしれない。

外でノートパソコンを使うのが”カッコ悪い”ことであるとしたら、自分の行動は何か変わるだろうか。

窮屈になっていく都会暮らし

都内のような人口密集地域では、皆がルールを守らないとトラブルの原因になる。逆にルールを守らない人がいるために、さらにルールが増えていく。例外がないようにしようとすれば、余計にルールが複雑になる。

竹内さんの地元には、PC禁止ファミレスはないのだろう。それで問題なく暮らしていけるなら、余計なルールはない方が望ましい。

さて、PC禁止のファミレスでiPadなら使っていいのだろうか。

正否を明確にしようとすれば、ルールが増えることになる。禁止事項が並べられた紙を見ながら食事することが、楽しいとは思えない。

グレーな部分をあえて白黒付けずに残しておいて、お互いが共有地の草を食べ尽くさないようにするのが、日本の古来の姿と思うのだが、分厚い契約書で細部まで規定する欧米型の文化に日本もなったのだろうか。

そして、”トーキョー”はますます暮らしにくくなっていく。

テクネコ


プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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