株式会社インデックスと言えば、株式会社タカラと組んで発売した犬語翻訳機「バウリンガル」が知られています。これのiPhone版が発売されるようです。

iPhoneを使って犬の鳴き声を認識し、犬のきもちを翻訳して文字で表示することができます。さらにツイッターに投稿する機能があるようです。

日本オラクルの社員犬 ウェンディは、自らキーボードをタイプしてツイッターでつぶやく犬というポジションで、Twitter界のスター犬の名を欲しいままにしてきました。iPhone版バウリンガル(?)で、犬のつぶやきが爆発的に増えるかもしれません。これを使ってあの白いお父さん犬がツイッターに参入してくることも考えられます。

ウェンディも油断できませんね。

テクネコ

ネットワークデザイン株式会社と株式会社テクネコの共催による、経営に活かすセミナー『効果的なモバイル・在宅勤務環境を安価に実現する方法教えます』の告知です。

企業の活動効率をより高めるには、従業員が会社の外にいても仕事が止まらない仕組みや、社外のパートナーやパートタイマーとうまく協業して経費を節約する仕組みが必要です。

この仕組みは、インフルエンザや事務所の火災・事故などで、出社できなくなった場合にも効果的です。

今回のセミナーでは、最低限の費用で安全な仕事環境を実現する方法をご説明します。

内容

1.モバイル・在宅勤務向け、モバイルワークスタイルを実現する方法のご紹介

ノートPCを持ち出してもデータを持ち出さないセキュアな環境を簡単に実現する方法を解説します。

個人所有のWindowsノートパソコン、Mac、iPhoneなどを活用した新しいIT環境をご提案します。

ネットワークデザイン株式会社 代表取締役 大川 敦史

2.無料で使える企業向け情報共有基盤ネットコモンズのご紹介

社員、協力会社、アルバイトなど様々な立場の人が1つの仕事をする状況で、セキュリティー確保と情報共有を両立できるグループウェア「ネットコモンズ」をご紹介します。

株式会社テクネコ 代表取締役 加藤 和幸

3.個別相談会

お客様が抱えている個別の問題について、ご相談を承ります。無料です。

【対 象】中堅・中小企業の経営者・管理職の方

※IT技術者向けではありません。ご了承ください。

【日 時】2010年2月17日(水)15:00(受付開始)15:30~17:30

【会 場】ネットワークデザイン株式会社

東京都港区北青山2-7-26 フジビル28 2F

地下鉄銀座線外苑前駅 徒歩約5分

【参加費】無料

【定 員】12名(※定員になり次第、締め切らせて頂きます。)

【申 込】弊社Webサイトのお申込フォームよりお申込ください。 

テクネコ

ソフトバンクが米Ustreamに出資したと発表しました。出資比率は13.7%になるそうです。いつもながら目の付け所に抜かりがないと、素直に関心しました。

インターネットの歴史を振り返ると、黎明期のコンテンツはテキスト(文字)しかありませんでした。テキストベースの情報検索システムGopherを覚えている方はいらっしゃるでしょうか。

次にwwwが普及して、静止画(写真)を普通に扱えるようになりました。そしてYouTubeの登場により、非リアルタイムの動画配信が普及しました。

ネットのコンテンツは常にリッチになる方向で進化してきました。その流れの最先端にあるのが、Ustream等のリアルタイム動画配信だと考えます。

この流れを加速しているのが、iPhoneなどのカメラ付きスマートフォンや、無線LANアクセスポイントの普及です。

一般企業でUstreamを積極的に使っているところはまだ少ないと思います。オープンソース界隈にいると、勉強会などでUstreamが全く普通に使われていることに驚かされます。会議室でプロジェクターをセットしたら、次はUstreamの送信を設定するのが当然くらいの感覚です。

そんな使い方ですから、すべてが配信に値するか吟味されたものとは限りません。また、配信しても誰も試聴していないことがあります。見方によってはネットワークの大いなる無駄遣いです。

しかし、このコンテンツリッチの流れは、たとえネットワークがパンクしそうになっても変わることはないでしょう。逆に、より高解像度できれいな配信ができる方向に向かうと思います。

40年以上前、ウルトラマンの世界では、怪獣が出現すると現地の状況がリアルタイムで本部に配信されていました。(1対1の携帯のテレビ電話は以前からありましたが)ようやく現実が追い付いたことになります。

もし東京湾にゴジラが上陸したら、今ならUstreamにいろいろなアングルの動画が溢れるでしょう。そして、それを世界中から誰でもリアルタイムで見ることができるのです。

企業の皆様、リアルタイム動画配信をビジネスに使えないか、チェックしておいた方がいいですよ。

テクネコ

先日のエントリ<【JAL】ポイントプログラム再考【さくらや】>で、費用をかけて構築したポイントシステムがそれに見合う効果を出しているのか再考を、という提案をしました。

スーパーのレジ袋削減の施策として、マイバックを持って行くとスタンプやポイントがもらえるというやり方はよくあります。1回の買い物で、2円相当になるところが多いようです。

近所のイトーヨーカドーは、「レジ袋不要」カードにその都度スタンプを押してもらって、スタンプが一定数になると金券と交換してくれる仕組みになっていました。このやり方は、レジで一手間かかってしまいます。レジ待ち行列の原因になりかねません。また、スタンプカードを毎回持って行って提示するのは、面倒に感じました。

それが2009年12月に変わりました。レジ袋をもらわなければ、その場で合計から2円値引きになるのです。

これは、すごくわかりやすいです。次にいつ買い物に来るかわからないのに、ポイントをもらったところでうれしくないです。それより、今すぐ値引きの方がいいです。「現金値引き」はデフレの世相に合うやり方だと思います。

店舗システムの変更は「レジ袋値引き-2円」の商品コードを登録するだけで済むと思われます。これならシステム構築の費用も時間もかかりません。

システム開発をしなくてもできることがあります。

関連リンク

テクネコ

当ブログの読者の方は、社内のデータを集計して報告書を作成するような機会が多いのではないでしょうか。

今さら言うまでもなく、MS Excelはちょっとした集計や分析に使えるソフトウェアです。関数を駆使すれば、他のシートにあるデータと結合するなどの複雑な処理まで可能です。たしかにExcelは手軽に使える便利なソフトウェアですが、だからと言って全てをExcelで処理することは無理があります。

例えば、数百万件単位のデータを、並べ替えたり集計したりしなければいけなくなったとします。データファイルが1つならまだしも、他のデータと結合しなければならないとしたら、Excelでは無理でしょう。さらに、一発で答えが見つからずに、条件を変えて何度も試行錯誤しなければならないとしたら、Excelでは徹夜必須です。

こんな時は、餅は餅屋、道具は適材適所です。横浜にある株式会社ターボデータラボラトリーが販売しているインメモリデータ処理ソフトウェア「Aktblitzシリーズ」がお奨めです。

例題として、自動車の販売データを考えます。販売履歴のデータが、以下のような並びのCSV形式のファイルになっているとします。

販売日

販売年

セールスマンID

商品ID

2000/9/1

2000

セールスマンID-0139

車ID-001

2000/9/1

2000

セールスマンID-0149

車ID-001

2000/9/1

2000

セールスマンID-0363

車ID-001

2000/9/1

2000

セールスマンID-0692

車ID-001

データの項目数はわずか4つです。Excelでも全く問題ありません。では、このデータが200万件あったらどうでしょうか。実際にやってみました。

今回の実験に使ったのは、CPUがPentium 4、メモリは2Gバイト、Windows XPのパソコンです。数年前の旧式なスペックです。

販売履歴.csvファイルのサイズは、83.9 MB (88,000,039 バイト)になります。

200万行のテキストファイルをWindows付属の「メモ帳」で開いたら、読み終わるまで1分弱かかりました。また、テキストエディタの定番「秀丸エディタ」では7秒かかりました。この行数になると、開くだけでそこそこ時間がかかります。

次に同じファイルをExcel 2007で開いてみました。

Excel 2007はExcelの弱点であった最大行数65,000行の制限がなくなりました。と言っても無制限になったわけではなく、1分くらいかけて、1,048,575行まで読み込んだところで止まってしまいました。この辺がExcel 2007の限界のようです。

1

200万件で試すことができないため、約半分になりますが、1,048,575行のデータで並べ替えを行いました。「商品ID」をキーにして全体を並べ替える操作です。これには25秒かかりました。

200万件のデータを扱えないのでは、Excelは使えません。仮に200万件のデータを読めたとしても、100万件のデータを読むのに1分、並べ替える度に25秒では、待ち時間が長くストレスが溜まります。

これをAktblitzでやったらどうなるでしょうか。

AktblitzのユーザインタフェースはExcelに似た表形式です。CSVファイルを指定すると、Excel同様に区切り文字や項目のデータ型を指定する画面から始まります。最後の読み込み実行をクリックしてから終了するまで、わずか7秒でした。200万件をしっかり最後まで読んでいます。秀丸エディタ並の速さです。

2

「商品ID」をキーにした全体の並べ替えは、なんと1秒以下です。画面の左下に表示される処理時間の値はわずか47ms、1000分の47秒しかかかっていません。

3

この超高速ぶりには、ちゃんと理由があります。Aktblitzではターボデータラボラトリーが開発したLFM(Linear Filtering Method) 技法が使われています。データをジョイン・データ変換・集計などの基本的なデータ処理に適した全く別の形式に変換した上で処理を行います。そのため、超高速な処理が可能になりました。

今回はCSVデータの読み込みと単純な並べ替えの説明でした。これはAktblitz優れた機能のほんの手始めにすぎません。不定期連載になりますが、Aktblitzでどんなことができるかを、これからご紹介していきたいと思っています。

関連エントリ

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「Aktblitz」のお問い合わせ・デモのご依頼は、株式会社テクネコで承ります。以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

テクネコ

自宅の紅梅が花盛りです。今年が表年なのか、昨年に剪定したのがよかったのか、理由はわかりませんが、ご近所の評判になるくらいの咲きぶりです。周りの方にも花を楽しんでいただけるのは、うれしいですね。

1月は今日で終わりです。毎日が過ぎるのが、年が明けてからさらに加速したように思われます。のんびりしていると、すぐに年末になってしまいそうです。

設立4年目の弊社は、これまでは弊社とお客様の1対1で案件を進める形になることが多かったです。案件の紹介をパートナー様からいただくとしても、この形では受注できる案件数や1案件の規模に限界があります。

昨年からいろいろ考えて進めてきた成果が、ここへ来てようやく出てきました。今年は、コモンズネット、オープンビジネスソフトウェア協会、リオプラスネットなど、チームを組んでお客様に対応させていただく形ができつつあります。1対1から多対1へ、さらには多対多のビジネスにしていきます。詳細は発表できる時期が来ましたら、当ブログでご紹介したいと思います。

私が決めた2009年の漢字は「縮」でした。2010年の漢字は、ぜひ「協=cooperation」で行きたいと考えています。

関連リンク

テクネコ

2010年中に中国がGDP(国内総生産)で日本を抜いて、世界第2位の経済大国になる可能性が高くなってきました。「世界第2位の経済大国~日本」の看板を、下ろす時が来たのかもしれません。

日本がGNP(国民総生産)で西ドイツを抜いて世界第2位になったのは、1969年のことでした。当時小学生だった私は、学校でずっと「日本は世界第2位の経済大国」と教えられて育ってきたわけです。バブル絶頂期には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで言われたことがありました。バブル崩壊でナンバーワンどころではなくなりましたが、それでも「第2位」はこれまで40年の間”当然の指定席”だったわけです。

リーマンショック以来、当ブログは、現在起きていることはじっと耐えれば消え去る危機ではなく、元に戻らない変化だと言ってきました。いよいよ世界第2位の看板がなくなることで、やはり大きな変化が起きているのだと実感します。

「1人あたりのGDPではまだ日本の方が上」などの議論はありますが、「世界第3位の経済大国~日本」を一度受け容れて、日本の次の方針を考えるべきかと思います。いろいろな報道を見た感じでは、もう一度巻き返して2位に返り咲くことは、なかなか難しそうです。人口が高齢化・減少していく日本が、今後どこを目指していくのか、2010年は大きな分かれ道になると考えています。

私たちは変化に備え、対応していかなければいけません。心の準備はできているでしょうか。

テクネコ

宮崎県の宮崎市中心市街地のポータルサイト「M Town.info」が興味深い。トップページの一番目立つ所に、Twitterのリストが埋め込んである。このリストは関係者を登録済みで、最新のつぶやきが表示されるようになっている。

商店街のWebサイトの中に各商店のページを作って、商店主がブログを書くような仕組みを作ることはそれほど難しいことではない。例えばNetCommonsを使えば、商店街全体のページとは別に各商店毎に「ルーム」を作って、そこに日誌(ブログ)部品を配置するだけで完成だ。ルーム毎にアクセス権を設定することができるので、商店主が自分の店のページのみを更新できるような管理が簡単に実現できる。

技術的なハードルは低いのだが、実際の運用となると、人によってはこれでも難し過ぎるという話が出てくるだろう。書籍「私にもできちゃった!NetCommonsで本格ウェブサイト」では、町の温泉協会のWebサイト担当になった主人公の陽菜ちゃんが、温泉宿のオーナーにWebサイト活用を提案するのだが、「面倒だ」、「難しいから」と避けられてしまう。実際にこのような状況になることは多い。

「M Town.info」はTwitterをトップページに持ってくることで、サイトを手軽に更新することと、サイトに賑わい感を出すことに成功している。Twitterは140文字の制限があることで、文章を考える時間が短くて済む。携帯電話から投稿することもできる。タイムセールの案内などに使うと最適だろう。これならパソコンが嫌いな人にも、気軽に投稿してもらえるのではないだろうか。

つぶやきをWebページに表示するウィジェットがTwitterのサイトで公開されている。さっそくこれを使って、オルタナティブブロガーリストを表示するデモを、弊社のWebサイトに追加してみた。こんな感じになる。


1


いくらデザインに凝ったサイトを作ったところで、更新が面倒で放置されたのでは、誰も見に来なくなってしまう。多少ローテクであろうと、Webサイトは活用してこそ意味がある。

商店街のWebサイトはこれでイイのだ!

テクネコ

2009年10月にWindows7が発売されました。Windows Vistaを飛ばしてWindows XPで引っ張ってきて、「今年はうちもそろそろパソコンを買い換えようか」と検討中の企業は多いでしょう。

これまで企業ではパソコンを3~5年で買い換えてきたことと思います。ハードウェアとして問題がなくても、Windowsやその他のソフトウェアが陳腐化してしまうために、パソコン本体を買い換えるしかありませんでした。

この繰り返しを止めない限り、今年導入したWindows7パソコンが数年後にまた買い換えになるのは確実です。しかも、その度に新しいパソコンを設定したり、古いパソコンのデータを移し替えたりする余計な手間がかかります。

ここで一つ提案です。古いパソコンのハードディスクをはずして、シンクライアント端末として再利用する方法があります。

三技協の「THINREBORN(シンリボーン)」と「ThinStick(シンスティック)」は、ちょっと変わったおもしろい製品です。

これを使ってどんなことができるのでしょうか。

シンリボーン/シンスティックの中身は、フラッシュメモリにインストールされたLinuxと専用のクライアントソフトウェアです。IDEタイプのシンリボーンは、パソコン内蔵のハードディスクと入れ換えて使います。USBタイプのシンスティックは、USBポートに挿して使います。

パソコンの電源を入れると、専用クライアントが起動して、Windows ServerのターミナルサービスやCitrixサーバーに接続できます。通信プロトコルはRDPとICAに対応しています。

つまり、古いパソコンのディスプレイとキーボードを使って、ネットワーク経由でWindows Server 2008等で動くWindowsデスクトップを使うことができるようになります。パソコン側でWindowsが動くわけではありませんので、Windows 2000などの古いWindowsが入っていた非力なパソコンでも大丈夫です。最新のWindowsデスクトップを使うことができます。

USBタイプのシンスティックをお借りすることができたので、評価してみました。Windows Server 2008 のターミナルサービスと、3年前のノートパソコンの組み合わせで試しました

設定作業はとても簡単です。

USBメモリから起動できるパソコンでは、シンスティックを挿して電源を入れればOKです。BIOSの制限でUSBポートから起動できないパソコンでは、付属のCD-ROMでブートしてシンスティックを認識させることができます。

起動後は、初回のみネットワークや画面の解像度の設定になります。今回使ったパソコンでは全て自動で適切な値が認識されました。LAN接続でDHCPサーバーが動いていれば、何も設定することはないでしょう。無線LANとダイアルアップ(PPP)接続も利用できます。VPNに対応していますので、社外から社内LANへのアクセス用途で使えます。

起動した後は、Firefoxベースのブラウザが標準装備です。ブラウザで使えるカナ漢字変換(IME)が含まれます。ネットブック風にブラウザだけ使うのであれば、このままで十分実用になります。

今回はリモートデスクトップでWindows Server 2008に接続してみました。ターミナルサービスにログインすると、見慣れたWindowsのデスクトップが拡がります。ここまで来てしまえば、普通のWindowsパソコンにしか見えません。この時IMEはWindows Server上で動きますので、ATOKを選ぶことも可能です。

今回は普通の100Mの有線LANを使いました。反応速度は非常に快適でした。同じパソコンでWindowsを動かしたのでは、絶対に実現できない速さです。しかも、手元でハードディスクにアクセスすることが一切ないので、ディスクアクセスの音やLEDの点滅がなく、とても静かなのが新鮮でした。SSD搭載のノートパソコンを使っているようです。

シンクライアントの見た目がWindows7でなければ嫌だという方には、サーバーにVMwareを導入してその上でWindows7を動かす方法があります。これはVMwareに詳しい弊社パートナーのネットワークデザイン株式会社の大川さんに教えてもらいました。

今のような経済状況で全社員のパソコンを買い換えても、パソコンが会社の利益を生み出すわけではありません。

パソコンのハードウェアの寿命は意外に長いです。古くなったと言って、数年おきに新しいものに買い換えて行くことを、そろそろ考え直してはいかがでしょうか。デフレの時代にも、エコの時代にもぴったりだと思います。

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古いパソコンを再利用して、低コストで最新の環境にアップグレードするご相談を承ります。特定のサーバーメーカーやソフトウェアベンダーに依存することなく、お客様にベストな方法をご提案します。

関連リンク:

テクネコ

経営再建中のJALのマイレージは、保護される方向です。私は昨年11月の沖縄出張でJALを利用したばかりです。マイレージを気にするほど頻繁に飛行機に乗ることはありませんが、まずは一安心です。

日本のポイント還元プログラムは、航空会社系のマイレージと家電量販店系のポイント還元を中心に、各社が提携してきました。JALはこれから大幅な路線撤退や減便が予想されます。マイレージを貯めるにも使うにも、利便性が悪くなることは確実です。JALのマイレージと提携していた企業に、影響が出るかもしれません。

時を同じくして、家電量販店系のさくらやが2月末で閉店して、会社清算となることが発表されました。さくらやのポイントは親会社のベスト電器に引き継がれるようです。とは言え、近所にベスト電器の店がない方は多いでしょう。これを機会にポイントを使い切る方がいいかもしれません。

発表の翌日にさっそく渋谷のさくらやに行ってきました。新規の買い物は、ポイント付与でなくその場で値引きとなっていました。ポイントをDVD-Rや乾電池に換えて、すべて使い切ってきました。店員さんは「ポイントを2月中に使い切ってください」と案内していましたよ。

私は航空会社や家電店にこだわりがありません。マイレージカードはJALとANAを持っています。家電量販店のポイントカードは、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機と一通り揃っています。物を買うときは、系列にこだわらずに、通りがかりにある店舗で買います。

マイレージやポイントプログラムの狙いは、顧客のロイヤリティーを高めて囲い込むこととされています。本当にそうなっているでしょうか。ポイントプログラムを維持するためのコストと、そこから得られるメリットが釣り合っているかを、一度見直してみてもいいかもしれません。

ITを駆使したポイントシステムを構築するには、費用がかかります。カード1枚を発行していくらの話です。さらにレジで余計にかかる時間と人件費があります。

「ポイントカードをお持ちですか」

「ポイントを貯めますか、使いますか」

「ポイント、使いました」

レジで待たされていると、「列ができるくらいならポイントプログラムを止めればいいのに」と思います。

もう一つの問題は、ポイントプログラムがある店で会員カード無しで買い物すると、自分が損した気持ちになることです。

自宅の近所にドラッグストアが2軒あります。1軒はポイントが付く店、もう1軒はポイントプログラムがない店です。値段を比較すると、ポイントプログラムがない店の方が安いことが多いです。

ポイントが付く店の値段には、将来ポイント還元する分が含まれていると考えると、会員カードなしでその店で買い物するのをためらってしまいます。結果として、ポイントプログラム無しの店へ行ってしまいます。

私のようなタイプは少数かもしれませんが、お客様にリピートしていただく仕組みは、ポイントシステムだけではありません。自社のお客様がどんな人たちなのか、この機会に分析してみることをお奨めしたいと思います。

テクネコ


プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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