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ソフトウェア製品開発はバージョンアップを前提にしたビジネスである。バージョンアップによって過去のバージョンの問題の修正や、新しい機能の追加が行われる。どんなにがんばって最初のリリース版を開発しても、使ってみると問題点や機能の要望がたくさん出てくるので、初期段階において開発側は、できるだけ早く次のバージョンを出して要望に応えようとする。
しかしバージョンアップを重ねていくと、機能的な満足度は上がってくるので、ユーザ側がだんだんとバージョンアップについていかなくなる(ついてこれなくなる)。そのような状態のときに言われるようになるのが「もう新しい機能はいらないから、バージョンアップしないでくれ」という要望である。
確かに一理ある。次の一言さえなければ。-- 「でも、この機能だけは入れてね。」
こうやって、多くのソフトウェア製品は「個々のユーザは全機能の10%しか使っていない」と言われるまで、肥大化してしまうのだ。
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