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以前、担当していた製品開発において、日本で作られたソフトがアメリカ製の製品に組み込まれることになった。ソフト自体は、国際化されていて大きな問題はないということで、あまり心配していなかったが、実際に組み込むという段階で大きな問題が発生した。ソースコードに書かれているコメントがすべて日本語で書かれていたのである。当然のことながら組み込みを担当する技術者に日本語を読める人はいなかった。
ソフトを変更なくそのまま組み込むだけならコメントなどは必要ないかもしれないが、組み込み作業においてはソースコードの修正は必要になるし、組み込み後のメインテナンスを考えると、コメントが日本語というのは非常にまずい。
私のチームに日本人のエンジニアがいたので、ボランティアを募ってソースコードの日本語コメントを英語に翻訳する(それでも、英語だけにされるのは困るという日本側の要望に応えて英語と日本語の併記という妥協をした)という全く非生産的な作業をお願いして、結果的に事なきを得た。
ソースコードには資産としての価値があると認識されているが、コメントが日本語というだけで、その資産価値が不当に低く評価されてしまうケースだってないわけではない。価値を高めるためには、ソフトウェア製品のコメントは英語で書くことをお勧めする。
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