永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2011年4月5日

2011年4月6日の投稿

2011年4月7日 »

震災から間もなく4週間です。

私は幸いネットワーク経由で仕事できる環境でしたので、震災後1週間は在宅で仕事を行っていました。

しかし最初の1週間、テレビ(実際にはUstreamで見るNHK)が伝えるのは悲惨な状況ばかり。原発の状況も、日々、新たな絶望的な状況ばかり発生していました。

計画停電で真っ暗になり、節電のため暖房もつけられず厚着することもありました。

近所の店に行くと、買い占め客こそいませんでしたが、短い時間に大勢が殺到して、レジまで1時間待ち。

それでも被災地と比べると、全く申し訳ないほど恵まれている訳ですが。

 

ということで、最初の1週間は、家から出るのもなかなか気が進まず、腹の調子も悪く、胃の調子も悪い状態でした。

最近、勉強会でお会いした半数位の方々も、「ちょっと鬱っぽい状態だった」「体調が悪かった」とおっしゃっていました。

関東の方々は、こんな状況の方が多かったのではないでしょうか?

 

以下は、2011/4/4の日本経済新聞夕刊の記事『「一人外出不安」「眠れない」、首都圏住民、心の不調、医師「日常習慣取り戻して」』からの抜粋です。

---(以下、引用)---

 東日本大震災に関連して、被害が比較的小さかった首都圏の住民が「眠れなくなった」「一人で外出できなくなった」と不安を訴える事例が相次いでいる。うつ病などの患者の症状が悪化する傾向も見られ、医師らは「地震の情報に過度に触れず、日常生活を取り戻すことが大事」と話す。

(中略)

 コミュニティーを開設した内海診療所(愛媛県愛南町)の内科医、山内美奈さんは、「関東の人は『東北の被災地はもっと大変なのに』と我慢してしまう」と指摘。「心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病予防には周りに助けられている感覚が重要。サイトが不安や悩みを受け止める場になれば」と話し、長期に運営する予定だ。

---(以上、引用)----

確かに、テレビのニュースは気になるのでどうしても見てしまうのですが、実はそのほとんどは、すぐに知らなかったとしても、問題がないものばかりです。

あえて、テレビを付けない、というのも一つの解決方法なのかもしれません。

 

また、私は震災から5日後、銀座に出かけました。

正直に言うと、この時は、家から離れるのが怖かったのですが、実際に普段と変わらない街を歩いたり、友人達と飲んでいたりすると、自分が「怖い」と思ったことの多くが杞憂だったことも分かりますし、何よりも元気づけられます。(しかし、夜はこんな感じで、街全体が真っ暗でしたですね)

 

暗いニュースが多い日々が続きますが、あえてニュース情報は遮断した上で、普段通りの生活に戻ることも大切なのかもしれませんね。

あるいは、前向きに行動している仲間と話してみるのも解決方法かもしれません。

 

私は、大震災でかなり気分がブルーになっていた時期でも、ブログは書き続けました。

オルタナティブブログは読者数も多いこともあって、暗い気持ちをそのまま書くととても大きな影響があります。

今だから書けますが、あえて明るい話題を書くように心がけていました。

ブログを書く行為と、Twitterやはてぶ等で皆さんからいただく様々なメッセージが、ともすると気弱になる自分を支えてくれていたようにも思います。

皆様には感謝しております。

 

nagai

« 2011年4月5日

2011年4月6日の投稿

2011年4月7日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ