永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2010年9月28日

2010年9月29日の投稿

2010年9月30日 »

今月、2010年9月の日本経済新聞の「私の履歴書」は、哲学者の木田元さんです。

哲学者の人生がどのようなものなのか、私はまったく知らなかったのですが、読んでみるととても面白く、今月、日経を読むときは真っ先に「私の履歴書」を読んでいます。

「ハイデガーを読むために大学に進学した」という木田元さん。

本日2010/9/29の連載では、33年間継続された有志の読書会のことを書いておられます。

-----(以下、引用)-----

たしかに自分で考えることは大事だが、それにはやはり訓練が必要である。

特殊な天才は別にして普通の人間は、キチンと考えて書かれたテキストを、初めの1ページから最後の1ページまで、一行一行読んでいき、著者の思考を追思考することによってしか思考力は養えない。

自分の経験やこれまで学生を教えてきた経験から、そうとしか思われないのだ。

-----(以上、引用)-----

過度な自己流にも限界があるということですね。

「守・破・離」という言葉があります。

まず先達の知恵を学ぶ「守」があって、初めて応用力の「破」があり、そして自分らしいオリジナリティを発揮する「離」があるのだと思います。

正しい読書は、シンプルですが、最初の「守」の基本を通過するための王道ということですね。

 

ただ、これには条件があると思います。

木田元さんの読書会では、33年間でメルロ=ポンティの講義録9篇とハイデガーの講義録20冊を読んだそうです。

正しい本を選び、学ぶことが大切ということでしょう。

自分の貴重な時間を使う読書だからこそ、その時に読む本は厳選すべきなのでしょうね。

先輩や師匠の薦める本や、アマゾンやブログの書評を参考にして、その本で何を得られるかを考えた上で、本を選ぶことが必要なのではないかと思いました。

 

 

nagai

« 2010年9月28日

2010年9月29日の投稿

2010年9月30日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ