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2007年10月20日 » |
本日(10/19)の日本経済新聞に掲載された黄桜の広告、素晴らしいですね。
1979年1月31日の「空白の一日」から28年の歳月を経て、初めて出会った江川卓さんと小林繁さんが、初めてお互いに言葉を交わしながら酒を酌み交わす様子が掲載されています。
この企画、黄桜のHPでも紹介されていますね。黄桜のHPには読売新聞に10/14に掲載された新聞広告もこちらに載せています。
よく見ると、HPにある読売新聞掲載広告と、本日の日経の広告は内容が違います。シリーズものなのでしょうか?すごく凝っていますね。
日経の広告の一部を引用します。
---(以下、引用)---
小林「ただ逆に考えると、あの一日がなかったらお互いたいしたその後の人生を送っていなかったかもしれない」
江川「うんうん、平凡というのもおかしいかもしれないけれど、淡々と生きてしまっているかもしれない」
小林「そう、刺激を避けながら」
江川「ものすごい刺激でしたから」
小林「..(中略)...(トレードということがなければ)おれも22勝するなんてあんな力は出せていないと思うし」
---(以上、引用)---
このようなことを経験した二人でしか語れない話ですね。
---(以下、引用)---
江川「時が経たないと。多分今の時でよかったんですよね。お会いしたのが」
小林「(江川君と会って)残りの人生が少し変わったものになるんじゃないか、っと思う」
江川「ひとつの区切りをさせて頂いて、これからはいい年を取っていけるのかな、って」
ふたりは握手を交わした。長いこと、手を握ったまま立ち尽くしていた。そしてスタジオには拍手が鳴り響いた。
---(以上、引用)---
当時、二人の鬼気迫る投げ合いを固唾を飲んで見ていた私も、拍手したい気分です。
「人を結ぶ、時を結ぶ」という黄桜のメッセージをまさに具現化した、素晴らしい広告だと思います。
2005年と2006年、デジタル一眼レフカメラ市場ではキヤノンが不動の首位でした。しかし、2007年上期はニコンが40%以上の販売台数シェアで首位の座を獲得しています。
ITproの記事「デジタル一眼市場で初の年間首位が視野に、データ分析専門組織がきめ細かなラインナップを支援」は、この秘密として、顧客情報や販売情報などを集約してスピーディーに分析するニコンの専門組織「マーケティングラボ」の存在を挙げています。
このマーケティング・ラボ、単にデータを集めるだけでなく、分析も行っています。
データをインテリジェンスに高める専門組織を作った、ということですね。
記事によると、具体的には、
- 製品毎に購入者を様々な観点や手法によって類型化、マーケティング戦略をスピーディーに修正できるよう支援
- 顧客調査、販売店や販売会社から日次販売データも集める
- 特に新製品発売のタイミングで、ネット上の自社・他社製品の書込み情報も詳しくチェック
マーケティング・インテリジェンスがビジネスを変えた好事例ですね。
古くは、戦国時代の桶狭間の戦いで、圧倒的劣勢だった織田軍が大軍だった今川軍を破ったのも、今川軍の情報を信長がよく収集していたからである、と言われています。
ただ、これが機能したのも、信長がどのようにすれば圧倒的優勢だった今川軍を打ち破るにはどうすればよいか、常に仮説を立てていたからであると思います。
マーケティング・インテリジェンスがビジネスを変えられたのも、仮説検証プロセスが機能してこそ、であると思います。逆に言えば、仮説がないところには、インテリジェンスも生まれないのではないでしょうか?
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