| « 2007年8月6日 | 2007年8月8日の投稿 |
2007年8月9日 » |
写真の大敵がブレ、ボケであることは改めて申し上げるまでもありません。
その観点で申し上げると、ITmediaの「ブレさせん! ブレなどさせん! 写真の天敵「ブレ」を追放する」という記事はとても参考になります。
一つだけ補足させていただくと、ブレやピンボケを克服すると、現代のカメラとレンズはもの凄く素晴らしい画質になる、ということです。
30年前までは必ずしもそうではありませんでした。
30年前、レンズ設計でコンピュータはそれ程活用されていませんでした。従って、昔のレンズは数少ない珠玉のレンズがある一方で、性能の悪いレンズ(よく言えば、「味のあるレンズ」)も結構ありました。
例えば、20年以上前に廃刊になった毎日カメラでは、流通している多くの交換レンズの画質を比較するムック本を出していましたが、記事を一通り読んで、「高画質レンズは少ないなぁ」と実感したことをよく憶えています。
現代のレンズ設計ではコンピュータを使うのが当たり前になりました。このため、CAPAが毎年出版している「交換レンズ」シリーズでも分かるように、レンズの描写性能の平均点は昔からは信じられない位向上しました。(逆に、「最近のレンズは個性がなくなった」という批判もあったりします)
実は、我々はこのレンズの性能向上を十二分に活用していないのです。その二大原因がブレとボケです。
さて、ブレやボケを克服して、この素晴らしい性能をモノにする方法があります。
三脚を使って撮影するのですが、コツがあります。
まず、しっかりとしたブレない三脚を使うこと。
私は20年来ハスキーの三脚を使っています。この程度のスペックの三脚であれば、35mm一眼レフカメラに中望遠レンズを付けて長時間露光をしてもビクともしません。しかし、コンパクトカメラ専用の小さい三脚に一眼レフを付けても、まぁ、手持ち撮影よりはマシですが、必ずしもブレは防止できません。
次に、三脚を正しく使うことです。しっかりとした三脚を使っても、ネジが緩くてガタガタしていては意味がありません。締めるところは全てキッチリ締め、少々触っても動かないことを確認しましょう。
そして、ファインダー上でしっかりピントを合わせる。オートフォーカスの場合は、合焦をしっかり確認する。
その上で、撮影の際にはリモートレリーズを使って静かにシャッターを切り、カメラを動かさない。
高画質で記録するために、できればフィルムは低感度フィルムを、デジカメの場合は画質優先でISO100程度で撮影する。
これらを守ることで、驚くほどシャープで高画質な画像が得られます。
しかも、じっくり構図を考えるようになるので、写真の腕も上がる筈です。
デジカメでも銀塩フィルムカメラでも、この原理は全く同じです。むしろ銀塩フィルムの画質を凌駕し始めた1000万画素級の一眼デジカメでこそ、しっかり撮影する重要さはますます増しています。
実際、私が撮影を続けている"Tokyo Bay Area"という作品、写真展を行うと「中判カメラか、大判カメラで撮影されたのですか?」という質問をよくいただきます。実は35mmフィルムを使い、35mm一眼レフを三脚に付けて撮影しています。
是非、お試し下さいませ。
20年近く前の話ですが、同じ部門で働く同僚で、ちょっと変わった人がいました。
元々は九州地区のセールスとして活躍していて、私の所属部門に異動してきました。
明るい性格でとても人当たりが柔らかく、仕事もバリバリこなすタイプ。変わっていたのは、ピアノの腕前がプロ級ということでした。
学生時代、バー等でジャズを弾いて日銭を稼ぎながら米国を長期放浪していた、というので、半端ではありません。
異動してきて数ヶ月で会社の同僚とバンドを結成、自作の曲ばかりで大きな演奏会を成功させたり、と活躍していました。
全くジャンルは異なりますが私も写真の道を志していたこともあり、妙に気があってアートのことなどを語り合ったのを思い出します。
ある日、彼は本格的に音楽の道に進むことを決心し、会社を退職して米国の音楽大学院に留学することになりました。
その後、活動の場をボストンやニューヨークに移し、作曲活動や演奏活動を続けながら、時々日本に帰ってきて演奏会を行っています。
前回会ったのは6年前。この時はまだ米国のソフトウェア会社で働きながら演奏活動を行っていて、仕事で帰国していました。私の勤務先の近くにある飲み屋で、久し振りに夜遅くまで色々と話し合いました。この時は品川で行った演奏会も聴きにいきました。
今月、6年ぶりに帰国。昨晩は代々木上原で演奏会を行いました。
完全にプロの音楽家として独立した彼の演奏。今までも素晴らしいものでしたが、昨晩はさらに磨きがかかり、洗練されていました。
実は最近結婚していたことも分かりました。素敵な伴侶を得て、幸せそうでした。
彼の英語のサイトには、「夢」という書の画像が掲載されています。
我々も常に、心のどこかに「夢」を持ち続けていたいものです。
| « 2007年8月6日 | 2007年8月8日の投稿 |
2007年8月9日 » |

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命