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マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

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2007年5月4日の投稿

2007年5月6日 »

メンタリングとは、メンター(支援する人)とプロテジー(支援される人)が1対1の継続的な交流を通して、プロテジーの仕事や精神的・人間的な成長を支援する活動のことです。

ここで一つ重要な点があります。

メンタリングは、プロテジーの「成長したい」という自発的な動機が出発点になっている、という点です。

従って、メンタリングは、メンター側からプロテジー側に一方的に与えられるものではありません。

自分自身が「成長したい」という気持ちがない場合、メンター側から一方的に働きかけても、プロテジーの成長には繋がらないのです。

また、メンターとプロテジーの間にも相性がありますし、プロテジーが自分で描いた将来のキャリア・プラン実現の相談に乗ってくれると思える人をメンターとすべきです。

従って本来は、プロテジーが自分に合ったメンターを探し出してきた上で、自分からアプローチし、メンターになっていただけるようにお願いすることが望ましいと思います。

逆に言うと、メンターが自ら「貴方のメンターになりましょうか?」とプロテジーに働きかけても、それがプロテジー側が望んでいない場合は、うまくいかないように思います。

同様に、「誰か、私のメンターになって下さい」と、周りに言うのも、ちょっと違うんじゃないかな、という気がします。

 

さらに進めて考えると、自分が選ぶメンターは、必ずしも定期的にコミュニケーションを持つことが可能な人である必要はないと思います。

実際、私がメンターと仰いでいる方は、個人的に面識は持ってはおりますが、私自身の状況や悩みを直接お話したことはありません。私が持っている様々な課題に対する解決策を、この方が発している様々なメッセージの中から見い出すようにしています。

時々、イベント等の集まりでお会いして、短い会話を交わす間に、大きな気付きをいただいています。

 

繰り返しになりますが、メンタリングはあくまで自分自身の「成長したい」という気持ちが出発点です。

メンターは自分自身で探すべきであり、待っていても与えられるものではない、ということは、認識しておく必要があると思います。

nagai

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永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

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