| « 2007年1月20日 | 2007年1月21日の投稿 |
2007年1月22日 » |
私がモノクロ写真で写真を始めた頃、愛用していたのは三菱の「月光」という印画紙でした。少し青みかかった「冷黒調」と呼ばれる締まった色調は、味わい深いものでした。
その後、リバーサルでカラー写真専門になって、モノクロ写真は撮らなくなったため印画紙は使わなくなり、「月光」のことはしばらく忘れていました。
久しぶりに「月光」という懐かしい商品名のことを思い出したのは、ITmediaの『あの「月光」がインクジェット用紙で復活』という記事でした。印画紙の月光が既に2006年3月に発売中止していたは、この記事で初めて知りました。
今回の新しいインクジェット用紙「月光」は、まさに「ブランドの拡張」ですね。
「ブランドの拡張」というと難しく聞こえますが、実は身近でよくご覧になっていると思います。
既存の自社ブランドを活用して、喫煙具のダンヒルが男性用アクセサリー用品に進出したり、メンズ・ファッションのメーカーがサングラスや時計の世界に進出したりするアプローチです。
ただし、進出そのものが市場に受け入れられずに失敗したり、さらに元のブランド価値まで壊す可能性もありますので、慎重に進める必要があります。
今回の「月光」の場合、印画紙は既に販売中止している訳で、オリジナル・ブランドの破壊は起こりません。従って、ブランド拡張にはつきもののリスクは非常に軽減できます。
また、インクジェット用紙でモノクロ写真を印刷するような人は、以前は、銀塩フィルムでモノクロ写真を撮っていた30代から上の世代になるのではないでしょうか? このような世代には「月光」というブランドは、高い価値を持っていると思います。
非常に目の付け所がよいアプローチだと感じました。
| « 2007年1月20日 | 2007年1月21日の投稿 |
2007年1月22日 » |

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命