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本日(2007/1/7)の日本経済新聞「私の履歴書」では、江崎玲於奈さんが同志社中学に入学する頃のことを書いています。
ちょうどこの頃、お父様の仕事が大恐慌のあおりで破産状態に追い込まれて余儀なく家を離れることになった状況で、お母様は子供達を育てることになりました。江崎さんを逞しく育ててくれたこのような貧しい環境について、江崎さんは以下のように語っています。
---(以下、引用)---
私は、"失敗は成功のもと"だと信じている。失敗すれば立ち直るべき活路を求めて、暗中模索、試行錯誤を繰り返すことになる。これこそ成功のもととなる創造性が育てられる最適環境なのである。同じ理屈で、"貧しさは豊かさのもと"といえるのではないか?
---(以上、引用)---
現在、失われた10年を通じて、多くの企業が経費を大きく削減しています。非常に限られたマーケティング予算で効果を求められているマーケティング担当者も多いでしょう。
月並みな言い方になってしまいますが、江崎さんが書かれているように、まさにこのような環境こそ知恵の出しどころだと思います。
実際、私が今まで行った中で一番効果があったマーケティング・プログラムは、非常に低予算で実施しました。
ほとんど予算がない中で、事業部の戦略に基づいて、対象セグメントを大きく絞って1000人程度のターゲットを抽出して何回もフィードバックをかけることで精度を上げ、バリュープロポジションを訴求するために関係する社内外のステークホルダーとWin-Winの関係を構築することで、大きな成果を上げることができました。
逆に、潤沢な予算があることは、もしかしたら必ずしもよいことではないかもしれませんね。
1月6日付の日本経済新聞「アート探求」で、八谷和彦さんの「オープンスカイ2.0」の試みが紹介されています。八谷和彦さんは、ポストペット等の作品でも有名です。
まさに「風の谷のナウシカ」でナウシカが乗っていた飛行装置ですね。
ちなみにブログで実機の写真を見ることができます。
また、初台のNTTコミュニケーションセンターでも3月11日まで実機が展示されているそうです。
アートとして飛行機を作ってしまう、という発想の自由さが素晴らしいですね。
動機も「作りたかったから作った」というシンプルで強いもの。
経済的な合理性がなくても、こういうシンプルな「思い」が大きなことを成し遂げていることが、世の中では多いように思います。
公開されている映像では、「飛んだ!」という感動を共有し、涙ぐむ観衆の姿も記録されているとのこと。こういう感動がいいですね。
八谷和彦さんの肩書きは「メディア・アーティスト」ですが、我々ビジネスマンでも、このような思いを持ち続けたいですね。
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