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昨日の続きでTCOの削減の話なのだが、運用保守・コストの削減にはあと、「開発・テスト環境の構築・維持コストの削減」という手法もある。
これだけ情報化が進むと保守メンテ・開発用の環境(サーバー)も馬鹿に出来ない数になる。これを集約・共通化できればそれなりの効果になる。
あと、基幹系業務などに多いのだが、本番用のバックアップやクラスタリングなどの信頼性を高めた環境以外に、それにほとんどに似せた形式で本番リリース前の最終テストや障害発生時の再現テスト用につかうステージング環境が必要になることがある。このステージング環境はハードウェアコストが高い割には稼働率が低い金食い虫だ。
こうしたテスト・保守メンテ・開発用の環境を仮想化やブレードといった技術を使うことで、日常で必要のない環境をHDD内にバックアップを取っておき必要な時だけ呼び出すということを始めた事例が出てきている。
昨日ITproに流れていた「日本生命、開発・テスト環境をクラウドへ移行」という事例などもこれにあたるだろう。
さてこうした環境の集約を行う際には当然、サーバやOS、ミドルウェアといった構成がある程度標準化されている必要がある。ばらばらなものを仮想化技術で集約することも可能ではあるがクラウドの効果を最大限に引き出すには、やはり同じ環境にそろえた方が良い。
環境をそろえると言うことは、テスト時のケースが減るということでこちらからもTCOが削減できる。例えば端末のOSがXPとVista2種類、ブラウザがIE2バージョンに加えFirefoxまであるような環境でWeb型システムを構築するとテストも6ケース必要になる。これを標準出来ればコストは6分の1になる。社員が利用するソフトウェアを統一することには技術面からの問題を指摘する声もあるがこのご時世ではコスト削減のほうが優先される。
そう思って企業内の標準化の動向を弊社の担当に聞いてみたところ最近また標準化コンサルティングの案件の引き合いが増えてきているそうだ。最近だと「技術参照モデル(TRM)に基づく技術標準化」というTRMを作成する話が、クラウドの浸透と並行してここしばらくホットだとのこと。
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