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 インターネットコムとメディアインタラクティブ(アイリサーチ)による、「検索エンジンに関する定期リサーチ」の第9回の結果によると、検索エンジンの検索結果をページスクロールして見る人の割合が減っているそうだ。前日発表された調査では

 Q:検索結果は何ページまで見ていますか?
 1ページ:10.7%
 2ページ:34.7%
 3ページ:30.0%
 4ページ: 4.0%
 5ページ: 7.3%
 それ以上:12.3%
 {データの出所:検索エンジンの精度が向上?結果ページを「5ページ以上」見る人が減少―検索エンジンに関する定期リサーチ(9)

という結果になりこれと昨年2009年の8月の結果
 1ページ: 7.7%
 2ページ:32.0%
 3ページ:31.7%
 4ページ: 2.3%
 5ページ: 6.3%
 それ以上:20.0%
{データの出所:検索結果、何ページまでチェックする?―検索エンジンに関する定期リサーチ
 に比べると1ページしかみないユーザが増え5ページ以上見るユーザが減っている。このところの検索エンジンのユーザはかなりせっかちになったようだ。

 ちょっと気になったのでブックマークしてある過去の類似の調査結果を取り出してみると。
2008年4月と2006年11月にマクロミルとWebマーケティングガイドが行った調査では

 1ページ:13.2%
 2ページ:31.4%
 3ページ:33.4%
 4ページ: 3.6%
 5ペー ジ: 9.8%
 それ以上: 6.6%(6ページから10ページと回答した2.8%を含む)
{データの出所 【自主リサーチ調査結果】第7回「検索エンジンのニーズと利用」に関する調査(下)~4ページ以降の検索ページは見られて いない?!~

 1ページ:13.1%
 2ページ:28.1%
 3ページ:36.3%
 4ページ: 6.1%
 5ページ:10.0%
 それ以上: 6.4%(6ページから10ページと回答した4.9%を含む)
{データの出所:【自主リサーチ調査結果】第4回検索エンジンに関する調査-3ページ目までしか見ないユーザーは75.5%-

となっていて2006年から2008年頃のユーザもあまり気長に閲覧してはいなかったようだ。むしろ2009年にいったんじっくり検索結果を見るようになって今年また性急なスタイルに戻っていると言ったほうがよいだろう。

 さらにさかのぼってインターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが2003年~2005年まで6回ほど取ったデータだと以下のようになっていた。

2003年12月12日 2004年4月2日 2004年7月4日 2004年10月24日 2005年1月30日 2005年11月24日
1ページ 5.0% 4.0% 5.7% 4.0% 5.0% 4.7%
2ページ 21.0% 19.0% 19.3% 17.3% 19.3% 23.7%
3ページ 37.0% 43.0% 38.3% 38.3% 39.7% 40.0%
4ページ 5.0% 80.0% 5.7% 7.3% 5.7% 6.7%
5ページ以上 33.0% 26.0% 31.0% 33.0% 30.3% 25.0%

 2005年以前のユーザは2009年と同じようにわりとじっくりタイプだ。調査対象のボードが違うのであまり厳密な比較は出来ないが、ユーザの検索行動は結構ころころ変わっているようだ。

yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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