« 2009年12月7日

2009年12月10日の投稿

2009年12月13日 »

 ZDNet Japanに「ソーシャルメディアのエンタープライズ利用は崩壊寸前」という記事が載っていて興味深く読んだ。

 米国ではソーシャルメディアブームが起きるとともににわかソーシャルメディアコンサルタントが百出しているそうだ。ちょっと前は「ブログを活用すれば売り上げが上がります」「ホームページを作れば儲かります」だったが今は「Twitterを使えば口コミが生まれます」あたりが売り口上なのだろう。
 私もこの業界のこの分野(ナレッジマネジメント)では古参組になってきたが、なにかバズワードが流行るととたんにそれの専門コンサルタントが雨後の竹の子のように現れる。彼らの8割は1年後にはいなくなるのだが、そういうにわかコンサルタントに振り回されて実験台にされるユーザは実に気の毒だ。

 記事の文中に

ソーシャルメディアに関して「こうすればうまくいく」なんていうのは嘘っぱち
ソーシャルメディアの活用が成功するか否かは、ベンチャー投資に似ているともコメントしている。つまり、たまに大きな成功があるが、他はほとんど失敗する

というコメントが紹介されているがまさにそのとおりだと思う。まあ自分でソーシャルメディアを研究しているような賢明な人は騙されないと思うがご注意を。

 Twitter研究会でも少しだけ紹介をしたが企業内にソーシャルテクノロジーを導入する際には特に注意が必要だ。狙いや目的を絞ることは当然だし、既に導入済みの他のツールとの住み分けや参加者のモチベーション維持などまで気を配らないと上手くいかない。
 コンサルタントの言葉を鵜呑みにするのではなく、先行して導入した企業に訪問して実地での声を聞くなど入念に準備をしよう。

yoi

« 2009年12月7日

2009年12月10日の投稿

2009年12月13日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

詳しいプロフィール

カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
knowledge
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


Special

- PR -
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ