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私が愛用しているDocomoの東芝端末T-01Aだが、年内にWindowsMobile6.1からWindowsMobile6.5へのアップデートが提供されるようだ。ITmediaニュース「ドコモ、「T-01A」をWM6.5にするアップデートを12月に提供」
T-01Aについては初期にはメモリーカードへの書き込みが2重になって読み込めなくなるバグなどがユーザから指摘されたのにも係わらずベンダー側では「認知してない」との一点張りの対応で不評をかっていたが、その後提供された修正パッチではなぜかこの認知していないバグが修正された。私のマシンも修正パッチをあててからは順調で、この端末の高速なCPUと大きな液晶で日々すきま時間にネットサーフィンにいそしんでいる。実際モバイル環境としてはほぼこれで充分なので、それまで使っていたモバイル用のFM-LOOX Uをお蔵入りにして手放してしまった。
さて冒頭に戻ってこの端末のOSのアップデート版が提供されることがNTTドコモの中間決算発表会の中の24枚目のスライドで表明されたのだが、私の記憶ではWindowsCE時代からパッチあて以外のバージョンアップが提供された事ってあまり無かったはずだ。昔は進化のスピードが速すぎてハードとソフト両面で予めバージョンアップがあることを想定しきれなかっただとか、以前はPDAを購入するようなユーザは一握りのマニア層で小さなPDA市場を維持するためにはバージョンアップせずに新端末を次から次へと出して買い換えさせるしかなかったとか事情もあるだろうが、時代も変わったものだ。
もっともAndroid携帯であるHT-03Aもバージョンアップしているし、T-01Aの海外版であるTG-01ではかなり早い段階からバージョンアップ対応を表明していたので、それらとの比較の兼ね合いでT-01Aも仕方なく対応した可能性もある。継続的に対応されているiPhone対抗上仕方がない側面もあるだろう。
他にも最近のDocomoはスマートフォンの購入時に2年間機種変更しないことを条件に値引きをする「端末購入サポート」という契約を全面にだして拡販している状況で、消費者に長期的拘束を強いるのであれば、当然ベンダー側もその2年間はユーザが該当端末で新サービスをそれなりに楽しめる環境を維持し続ける努力をするべきでバージョンアップも当然その範囲内だという意見も読んだ。
先の中間発表資料には、「今後もスマートフォン事業におけるOSバージョンアップなどに関しては、ユーザへの付加価値向上を目指し継続・拡大を検討」とある。iPhone登場以来スマートフォン業界は大きく変わってきている。
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