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 入会した翌日に発作的にイマイチだという感想を書いたYahoo!JapanのビジネスSNS「CU」。オルタナティブ・ブロガーの方も何人も書いているが本当に機能がイマイチである。現時点で評価できるのは大半のメンバーが実名なことくらいである。

 ということでビジネスSNSに必要な(欲しい)機能を幾つかブレスト的に考えてみたい。

1.人脈図(ソーシャルグラフ)

 MixiGraphの様な人脈図の表示機能は必須だろう。むしろなぜ最初から用意していないか不思議な程だ。せめて自分と特定の人とが何次隔たっているかを検索して替りやすく表示する機能は欲しい。

2.紹介機能

 既にCUには(IT業界限定だが)実名のビジネスパーソンが多数登録してくれている。上記の人脈図で自分の目的の人を捜し出してその人との中間にいる知り合いに紹介をお願いをしたり、紹介を依頼されたときに紹介状やお断りのメール文をテンプレート的に生成してくれるような機能が欲しい。これも先行するLinkedinでの売りの機能で今実装されていないのが不思議な機能だ。

3.プロフィールの経歴や業績欄の拡張

 一応今もそういう欄はあるけど使いづらい。論文や寄稿、セミナーでの講演なんて経歴や業績は最近はWebのどこかに本文や案内が載っていることが多い。多行式のリンク形式で記入させてみてはどうだろうか。

4.mixiやTwitterなどとのID連携

 Webサービスになっても相変わらずハードルが高いのが初期のデータ入力である。友人を招待したり捜したりするのは結構な手間である。RippexのようにメールアドレスやTwitterアカウントをキーに相手が入力した情報をネットの向こうから取得してしまう方があると良い。

5.交流履歴をメールやミニブログから取り込む

 SFA系のソフトでは顧客との折衝メールをそのまま履歴として取り込み管理してくれるものがある。個人との関係でも相手との過去の関係や履歴を保存したいことはある。実際に名刺管理ソフトのInterConnectには相手毎に贈答の履歴を管理する機能やOutlookと連携してその人とのメールの交換の履歴を管理する機能がある。
 これを今の時代にあわせてTwitter連携してはどうだろうか。Twitterでは気になる相手の発言はお気に入り(ふぁぼ)という形式でチェックすることが出来る。この過去のふぁぼ履歴を相手毎に纏めてアイコンとセットで保管しておいてくれると便利だ。Twitterの高速なタイムライン上で流れていってしまった情報(どのあたりに住んでるとかどんな趣味だとかどんな食べ物が好きだとかそういう情報)をメモしたいと思うユーザは少なくないと思うのだ。相手がブログ書きの場合はその中で気にいったエントリーをSBMと連携してメモしても良い。

6.ご無沙汰ですよアラート

 同じくCRM的に考えていくと、数ヶ月間コンタクトを取っていない相手を抽出してワーニングを表示してくれるとか、そういったときにご無沙汰しています的ないくつかの定型文をその場でアレンジしてメールやミニブログで送信するだとか。ついこの間mixiが実装した年賀状サービス連携なども面白い。
 他にもCRMを参考にすればもっと沢山のアイデアが得られると思う。最もCRM的なフェーズ管理や確度管理までは余計だ。あと何回やりとりしたら親友に成れますとか、この人から仕事を貰える確度はBですなんて入力できないしそもそも必要ないw。

7.勉強会(会合)開催支援機能

 今の日本のIT業界で最も手軽に人脈を形成できる手段のひとつが勉強会である。ただ勉強会、開催/運営するには結構な体力というか手間が必要になる。こうしたイベントの開催を支援するような機能があればCU上での交流がもっと活性化して賑わうだろう。
 具体的には、

  • 開催の通知や広報のページの作成機能(このページだけはCU外にも見えた方がよい)
  • 参加申し込みやキャンセル、定員オーバー時の補欠受付けや繰り上げ機能
  • 2次会(懇親会)参加の有無等の事前アンケート機能
  • 勉強会終了後の、満足度や感想アンケート機能とその自動集計と結果の公示

 なんてのが欲しい。

 上に既に紹介したように実はCUと同じようなコンセプトを持つソフトウェアとしては、既にRipplexやMSのInterConnectがある。また企業が顧客との関係を整理&管理する為のCRMというサービス/製品もある。したがって個人が自分の人脈を整理&管理するサービスとしてRippexやInterConnectとCUをあわせてPRMと呼んでみてはどうだろうか。

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yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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