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TechCrunch Japanのこの記事やメディア・パブのこの記事で知ったのだが、米国のSEC(証券取引委員会)が企業の重要情報の開示ツールとしてブログなどを使ったWebでの提供を認めるとのこと。
Webの普及と認知が進んだことにより、企業が投資家の為に公開する情報をWebから提供する事が認められることになるようだ。インターネットの非常に早い分野を見ている人には今さらという感想があるかもしれないが、こと公式文書やお役所系では未だに紙が正式でWebは付録的な扱いだったので、これは大きなターニングポイントになる。
今後企業が外部へ公開する情報は、旧来の紙ベースのものから見た目も内容もさらに大きく変化するだろう。例えば、Webだとは紙よりも表現面での柔軟性が高いし、提供情報の自動加工や他のシステムへの自動連係などの面でも有利だ。これを生かした形式になるのは間違いない。最近XBRLやマイクロフォーマットなどがまた盛り上がっていたようだしセマンティックWeb系へ急進行するかもしれない。
また何よりもこれでプレスリリースを読む読者が大きく変るので、こうした記事の書き方も従来の記者向けの書き方から一般向けを意識したものへと大きくシフトするのではないか。
こうした情報を提供するプラットフォームとしての企業の対外的なホームページのあり方やデザインも変わるのだろう。既にSMR(Social Media Release)と呼ばれるシステムが提唱されてテンプレートなどが発表されている。SMRには旧来型のホームページコンテンツ管理システム上よりもブログ構築ツールのほうが適すというのは、多くの識者が指摘しているが、そもそもブログをコンテンツマネジメントシステムに使うというアイデアはブログが登場したときからずっと言われていた事だ。それが今回のこの決定によって急速に進むと期待する。
プレスリリースがブログベースのソーシャルメディア的なものになると、議論・検討するポイントも当然変ってくる。ちょっと調べてみたがメディア・パブの2006年12月の記事「Web2.0時代の企業ニュースリリース,ソーシャルメディア向けに発信を」によると、Chris HeuerがまとめたElements of the Social Media Releaseというものがあるようだ、若干古いのでこれをベースに最新技術分を追加検討する必要があるだろう。
企業ホームページの役割や位置づけが変化しつつあるというのはここしばらくずっと言われていたことだが、言われているほどには具体的な変化は起きていなかったように思う。ちょっと停滞していた感があった企業ホームページだが、なんかワクワクしてくるニュースだ。
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