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雑誌プレジデントの2008年8月4日号は「稼ぎ頭の勉強法、落ちこぼれの勉強法」という特集だったが、その中の「最新脳医学 眠った力が目覚める7の習慣」という記事に面白い事が書いてあった。
脳神経外科の専門医である築山節先生によると「記憶力を高めるためには、出力の機会をなるべく多く作る事が大切」(61ページ)とあり、同じく脳の専門家である池谷裕二先生からは、アウトプットが重要である事を証明する面白い研究結果の例示がされている(62ページ)
米国パデュー大学のカーピック博士が学生を集めて以下の実験を行ったそうだ。
手順1.学生を4つのグループに分けて各自に40個のスワヒリ語を暗記させる
手順2.確認テストを行う
手順3.再学習(インプット)をさせるが、この際にグループAとグループCは40語全部を学習させるが、グループBとグループDにはテストで間違った語だけを学習させる
手順4.再テスト(アウトプット)を行うが、この際にグループAとグループBには40語全部をテストするが、グループCとグループDには間違った語だけをテストする
手順5.上記3と4と全問正解するまで繰り返す
そして、この結果はどうなったのかというと
- 結果1:その日のうちに40個全部を覚えるまでのテストの繰り返し数には4つのグループで差は無かった
- 結果2:1週間後に再テストをしたところ、グループAとグループBの平均点は80点だったのに対して、グループCとグループDの平均点は35点だった
とのこと。すなわち、インプットの仕方ではなくアウトプットの仕方が記憶には影響し、アウトプットが多い方が記憶の定着につながるという事らしい。
で、これを読んで何を思ったかというと、ブログはこのアウトプットの増大に大きく寄与しているということ。社内社外を問わずブログにはまずは自分の為に日々起こった事や思った事を備忘録的に書き記すと良い、というのは私が他の人にブログを勧めるときの決まり文句だ。ブログを書くという行為はアウトプットに外ならない。実際に私も歳を取って以前より記憶力が低下している事は自覚しているが、ブログを書いていることで記憶力を補強していることは多い。ああ、あのときにあの記事に書いたなぁとか、あの記事では結びを肯定的にしたけど、考える過程でこっちの否定的な面も分析したよなぁ、なんてブログを頼りに記憶をたぐりよせるシーンが増えてきている。
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