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 実はこのところ年度末進行で本業がとても忙しく、ブログの更新時間の確保もままならず過去に書きためたストックをひねくりまわして何とか凌いでいたりする(汗)そんなに忙しいのに何故か昨日は夕方会社を抜け出して「ワクワクIT@アキバ2008」での妹尾先生の特別セッション「テクノアキバを解剖する~アキバ学、こと始め~」を1時間だけ受講。アキバの「歴史」「地理」「社会」「産業論」そして「特別講義」までを一気に聞いてきた。

 講演の全部をここで紹介するのは無理なので各授業で私の印象に残ったキーワードだけをいくつか紹介。

一時限目「歴史」
 秋葉原の地名の由来からは元々「あきばっはら(秋葉の原)」という地名で旧国鉄の駅が出来たときに「秋葉原」と成ったものだから「アキバ」という今の略称は正しい

二時限目「地理」
 秋葉原の地理的な特徴はいくつかあるが、そのうちの一つにパス(道)がNYのブロードウェイ性を持っている。ブロードウェイにオフ・ブロードウェイ(裏通り)とオフ・オフ・ブロードウェイ(怪しい通り)があるようにアキバもメインの量販店通りからひとつ奥にはいると専門店の並びがありさらに奥にはいると怪しげパーツ屋などのマニア向けの店がひしめく通りというように道が上手に階層化されている。

三時限目「社会」
 アキバは現在の高野山である。全国からいろんな種族が集まって情報を持ち寄るのでアキバにいるだけで全国の動きが把握できるようになっている。
 あと今のアキバに生息する「おたく」は、従来はだいたい5種族(テクノ系、ハード系、ソフト系、コンテンツ系、萌え系)に分類され服装とバックパックの種類で見分ける事が可能。最近新種族としてパチンコ系が出現し始めた。

四時限目 「産業論」
 通常テクノロジーの分野でのイノベーションは、メーカーがシナリオを書いて起こすものだがアキバの特徴にユーザドリブンでイノベーションを起こせることがある。アキバは、最後に消費者に売って使ってみて貰うという機能まで持っている街なので、この特徴を活かして新しい技術のテストマーケティングやテストユースが出来るという重要な機能を持つ。

 最後に「特別講義」として先生の考える今後のアキバの進む方向性の予想として、「ロボット」の話をされていた。最近秋葉原に近藤科学が「ロボ・スポット」をオープンした事を今から30年前にNECがマイコンの普及のための拠点「Bit-INN」を設けた事になぞらえ、30年でマイコンがパソコンになったように今から30年後には「パソロボ」の街になるかもと言う説は、私には結構あたりそうに思えた。

 ちなみに「ワクワクIT@アキバ2008」は今日まで開催で、今日の目玉は国立国会図書館館長の長尾先生による特別講演「セカンドライフサテライト中継」だと思う。

===2008/03/13 PM20:45 追記
 ITmediaに岡田記者による同じイベントのニュース「「アキバは現代の高野山」――“アキバプロデューサー”妹尾堅一郎が語る」が掲載されたようなのでリンクしておく

yoi

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吉川 日出行

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