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以前に全社員のスケジュールを公開して風通しを良くするという話を書いたが、スケジュールだけでなくタスク(ToDo)も公開・共有しても良いと個人的には思っている。
同じチームメンバー内で誰がどんなタスクを抱えていてそれをどのように処理しようとしているかが判ったほうが協力もしやすいし、タスクが判れば適時アドバイスや情報を提供できると思うのだ。
そう思って会社のオンラインカレンダーに日々その日にやるタスク一覧を書いて(実際に前日の積み残しに追記する形式)いたことがあるが、なぜか隣の部署の人に怒られた。「カレンダーの使い方がおかしい」という指摘で、顧客名や業務名などが類推できるようなタスクは他の人に見せるべきでは無いというクレームをつけられたのが、オンラインカレンダー上には訪問先の顧客名や会議のテーマ名がスケジュールとして登録・公開されており、なぜタスクだけなのかは理解できなかった。
そういえば、これもずいぶん昔の事ではあるが、ある部下を指導していた際にその部下がタスクリストを書けなくて往生した事がある。その部下に仕事をある程度の大きさで期限付きで依頼すると、わかりましたと返事が貰える。ところが、ではその仕事を期限に達成するまでの個別の作業をリストアップしてタスクリストにしろと命じたらそこでハングってしまうのだ。仕事の内容や最初に何をやるべきかは一応理解しているのだが、全体の手順というか段取りを設計するのが苦手だったようで、仕事を頼む度に一緒にタスクリストを作らされたものだ。
それはそれで良いOJTになったとは思うが、今にしてその時の部下の反応を思い出してみると、どうもタスクリストを作るとやる事がいっぱいあるように見えてきて、そこに負担感や圧迫感を感じるようだった。一種のパニックのようになるらしい。
もしかしたら、私がオンラインカレンダーに自分のタスクを公開するのを非難した人もこういう感覚の持ち主だったのかもしれない。他人のものとはいえ十数項目に渡るタスクを毎日見せられるのは苦痛なのかもしれない。
さてタスクについては、昨日ITmediaに面白い記事が載っていた。日本や英国の島国人は簡単なタスクから着手し、イタリアやフランスといった大陸人は難しいものから着手するそうだ。
かくいう私も、王道は難しいものからだと理解していながら、実は2番目に難しい(大きい)ものから着手する性癖を自覚している。最近はこの癖を逆手に(著書出版だとかの)とてつもなく大きなタスクを常にタスクリストの一番目に掲載したままにしている。
先日Twitterで「いかんゲームが気になって勉強に身が入らない!」という嘆きに「逆に考えるんだ!勉強が気になってゲームが進まないと考えるんだ!」とアドバイスを送っているのを偶然に見かけて案外皆同じような事を思っているんだと苦笑いしたものだ。
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