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 先般Webマーケティングガイドが自主調査として行った「第1回動画共有サイトに関する調査(下)」の中に、

「MyTube」「RIMO」のような動画の自動収集サイトの認知と利用状況について尋ねた。
その結果、動画自動収集サイトの利用者(「知っており、利用もしている」)はわずか5.2%

「動画の自動収集サイト」が苦戦しているという結果がでていた。

 この結果を見ていてふと思い出したのが、先日ある動画検索サービスの運営会社の中の人と会ったときの会話。

 「ネット上の動画検索サービスってどういうときに使うことを想定しているのですか?」という私からの問いに彼らからは実のところあまり明確な答えを貰えなかった。私自身が動画を捜すときは、ニコニコ動画ならニコニコ動画内で、YouTubeならYouTube内で検索してしまうので横断的な検索の必要性を今のところあまり感じないのだ。
 これはそもそもブログのようなテキストやイラストのような画像は個人サイトに掲載されるのが一般的なのに対して、動画については作成者自身のサイトではなく共有サービス上に登録するのが、今は一般的なことが大きいのだと思う。そうすると動画検索サービスのニーズは現時点ではあまり高くなく、アクセスを集めて広告収入を得るというマネタイズにはもうちょっと時間がかかるのかもしれない。

 さて、Webマーケティングガイドの調査結果をみていくと「動画共有サイトで得た動画を、誰かに伝達したことがありますか?」という問いに、約15%がSNS(7.4%)やブログ(7.1%)で紹介したと回答している。この数字を少ないと見る人もいるようだが、このあたりに新しいサービスのチャンスがありそうに思った。
 今のニコニコ動画やYouTubeもブログに貼れるサムネイル用のコードを提供しているが、例えばこれを静止画ではなく動くものとして提供してみてはどうだろうか?以前紹介したChaCha.comのココFoooooでいう“動く画像”というやつだ。
 あるいはメタキャストが始めているMitterという動画視聴に特化したSNS的サービス。今のMitterは単に視聴履歴に簡単なコメントをつけて公開できるだけの仕組みしかないが、この公開する際の解説や感想の部分をもっと見やすく格好良いデザインに変えて、動画紹介専用ブログサービスにしたらどうだろうか?
 いや、実はつい先ほど動画の収集サイトはあまり使わないと書いたばかりだが、先日ある人がまとめてくれた某有名クリエイターの作品集(ちゃんねる)をRIMOで見て、作品紹介的に使うメリットを実感したのである。

 この形式ならサービス提供側にしても、被紹介数でランキングを作ったり紹介時のコメントを取り込むことで評判分析を行ったり、タグよりも詳しい分類を提供したりというように新しい付加価値を生み出すことが出来ると思うのでWin-Winになれると思うのだ。
 いや、実は正直に言うと最近あまりにも新着作品が多くなりすぎて、いちいち自分で捜すことができなくなってヘビーユーザによる紹介サイトをアテにし始めた私がここにいる。彼らに感謝するとともに、こういうアルファブックマーカーならぬアルファニコニカーをより支援するサービスが充実して彼らの作業をちょっとでも楽にしたりモチベーションアップさせてくれれば良いのにと、思いついた次第である。

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yoi

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吉川 日出行

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