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 書こうかどうか相当に迷いましたが、これを逃すともうITmediaのブログで「競技ダンス」を主ネタにした記事を書く機会はなさそうなので思い切って書くことにしました。平日にも係わらずナレッジやコンサルティングとは何も関係ない記事(でもITには関係ある)なんで興味のない人は読み飛ばしてください。

 さすがに競技ダンス(DanceSportまたはBallroomdanceと呼ばれます)というスポーツも「ウリナリ」や映画「シャル・ウィ・ダンス」のヒットでかなりの数の人の知ることになったと思いますが、やはり未だに日本ではマイナースポーツです。だからTV等で放映がされることも少なく、海外での競技会を日本で見る機会は極めて希、それには遠征した人からビデオを借りるしかないという状況でした。一時期にGAORAという衛星放送でIDSF(アマチュアの国際競技団体)のワールドグランドスラムシリーズを録画式で放映していたことはありましたが、それでも結局スポンサーが続かず中止になってしまいました。

 mixiのマイミク経由で知ったのですが、今週末に行われる競技ダンスの世界選手権がインターネットで生中継されるそうです。11/18にイギリスのブラックプール(ダンススポーツの聖地、ゴルフのセントアンドリュースやテニスのウィンブルドンにあたります)で行われるWDC(こちらはプロフェッショナルの国際競技団体)が主催するスタンダード部門(ワルツとかタンゴのある部門)の世界選手権がこちらのサイトでストリーミング配信されるらしいです。既に出場選手も発表されており、日本からは谷堂組と石原組がエントリーしています。

 ちなみに競技ダンスは他の音楽を使うスポーツよりも曲(音)へのシンクロ率が格段に高いのが特徴です。フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングも曲を使いますが、競技ダンスのそれはもっとシビアです。しかも競技会でかかる曲は事前に知らされるわけでも無く全演技者共通です。
 その凄さは競技ダンスの上級者が音無しで踊ると逆に音楽が聞こえてくるように見えるほどです。
 そのシンクロ率は、某所のアイマスMADやプルシェンコのエキシビジョンの非ではありません←例えでせっかくの紹介が台無し!というかそもそも競技ダンスとこれを絡めた時点で多分理解できる人はNAKAさんぐらいしかいない(笑)

 こちらのページによるとこのサービスは今年2007年から始めて6月の全英選手権でもやったようですが、どうやらそれなりの人気がでているようで、今回から視聴料を12ポンドから7ポンドへ値下げしたみたい。確かに本格的なTV放送ではなくこうしたインターネット配信のほうが、手軽に世界中の多数の人に幅広く配信できるし番組制作などもで安価に出来るのでしょう。
 私達が現役を引退して既に数年たってしまいましたが、18日(日本時間では深夜23時)は久しぶりに国際競技会それもウインターガーデンの雰囲気を味わいたいと思います。ITの発展はマイナースポーツ愛好者にもこうした恩恵をもたらせますね。素晴しい時代になったことを改めて実感しました。

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yoi

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吉川 日出行

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