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2006年10月12日 » |
世の中に資格・試験数あれど最近はついに「お好み焼き士」という資格までできたらしい。もっともこの資格は、お好み焼き用ソースメーカの社内資格ということで公的資格ではないらしい。ほのぼのさも感じられる楽しいニュースである。合格者は名刺に資格が印刷されるということ、是非この資格の入った名刺を見てみたい。
#ちなみに個人的には、一瞬取得してみたいと思ったほどの資格である>「お好み焼き士」
そういえば、シロクマ日報の小林さんが、別ブログ「POLAR BEAR BLOG」でWeb2.0時代の新資格として「ソーシャルブックマーク講座」や「日本タギング検定」の出現を予言していたことを思い出した。来年あたりには出てくるのだろうか?
で、話は変わって実は今日ある国家資格の試験監督をやってきた。朝から1日仕事であったが初体験で結構新鮮だった。各試験室の主任監督員はその試験の有資格者で、サブの学生バイトと試験監督を行うのであるが、試験の遂行に当たっては各自の役割が10分単位で決められた手順書を渡されてそのとおりに運用させられるのである。受験者に伝えるべき必須な情報は全てこの手順書に記載されていてこのとおりに処理をする手はずになっているのだ。しかし実は杓子定規にやるのではなく、主任監督員のアドリブで特段注意する項目を増やしたりもできたるもする。例えば試験規約改正で今年から関数電卓は持ち込めなくなったとか携帯の電源オフは昼食後には再注意するとか、そんなことは手順書に書いてなくても試験監督の目に留まった時点で注意として追加される。そしてこれが当事者以外の他の受験者も含めて全体の幸せの為に遵守されていく。
昨今はeラーニングだとか、オンラインテストだとか、コンピュータに向かっての試験が増えてきているが、人がやる試験というのも独特のおごそかな雰囲気と人がやるからこそのメリットもあって面白かった。これまでずっと試験は受ける側としてしか係わってこなかったがこうして監督員側から見るとまた違った感触になる。あたりまえのことだが、モノゴトには人がやったほうが良い部分、コンピュータにやらせたほうが良い部分があり、これらを上手に使い分けていくべきであろう。
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