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2006年4月9日 » |
今年の4月から総務省のサイト「e-GOV」で各省庁が求めているパブリックコメント(意見公募)の一覧が表示されるようになった。非常に良いことであるし便利になったとも思う。
このニュースを読んでいて、ほぼ1年前にある官庁へ提案したことを思い出した。それは「官公庁の持つ政策や調査結果といったいろんな情報をブログで公開して、これらに対する意見をトラックバックと言う形式で集める」という内容の提案であった。当時ではブログの利用形態としては結構新しいアイデアで、先方の担当者と数回意見交換をするところまではいったのだが、結局予算の問題やなんやらで採用にはいたっていない。
ちなみにこのときの相手側の担当者から出た種々の意見のうちで、最も否定的な意見は「官公庁のページに別の人の意見が表示されてしまうと、それがさながら公式な意見のようにとられてしまう可能性があるのではないか?」というものであった。
確かに情報リテラシーが低いユーザだと、トラックバックで勝手につけられた意見を官公庁の公式見解のように誤解をし、場合によってはそれが致命的判断ミスにつながるケースは考えられる。しかしながら、この問題はブログとその仕組みの認知度が高まれば時間とともに解決する方向にあると思われる。
しかし最近のいろいろな事件を含めて改めて考えると、時間では解決できないもうひとつの問題もありそうである。それは「ブログにネット上の不特定多数から寄せられるコメントに対して公開側としてどう反応するのか?」という面である。意見収集に特化して反応をしないというのではブログの特性を生かしたとはいえないし反応が無ければ意見も集まらなくなる。しかし全てに反応するにはそれ相応の体力も必要だろうし、反応の内容こそ公式なのか非公式なのかを明確にしておかないとトラブルの種になるだろう。
せっかくブログという手軽に意見を広く集められるツールができたのに・・・実用・実績を上げていくにはまだまだハードルは沢山ありそうである。
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