村上福之の「ネットとケータイと俺様」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 村上福之の「ネットとケータイと俺様」

ロスジェネ彼女無しダメ人間がネットとケータイについてブログを書いたりします。

« 2013年3月8日

2013年3月15日の投稿

2013年4月5日 »

Google Reader終焉の理由を勝手な予想で書く

Google Reader終焉の理由?RSSの終焉?違うと思う。
海外の記事を見れば、混乱が起きているのがわかると思う。
どうしてって?ぼくの妄想の中での理由は簡単だ。

After Schmidtだから。

After Schmidtとはなにかというと、前のCEOであるEric Emerson Schmidtというジィサンがやめた後の
Googleのことだ。彼が退任する少し前から、非常にステークホルダーの意向がものすごい強い会社になった。

それだけだ。だから、ぼくは全く驚かない。
「google waveを切って、google plusに力を注いでいる」
というのが、
今のGoogleのすべてを反映していると思う。
#google plusはアレだけど、Hangoutsはすばらしいと思う。

Googleらしさよりも、大人の事情を優先する会社になった。
ユーザーがいいかどうかよりも、大人の事情を優先するようになった。
Tシャツとジーンズを着て屋根裏でコーディングしている人より、
高いスーツを着て、ハイアットのスイートルームでワインに舌鼓を打つ人を
優先するようになった。

Before SchmidtとAfter Schmidtは方針が結構変わったと思ってます。

莫大な売上はあるんだろうけど、数字の上で、劇的な成長を見込めない会社になったとも思ってます。
そして、人はそれを大企業と呼ぶことも、僕らは知っている。。

ここ数年で、一番それを象徴していた事件は以下の4つだ。

Google Waveの廃止。
Google App Engineの超値上げ。
Google Maps APIの値上げ。
Google Glassをモックアップで発表

特にGoogle Glassがまったく動いていない状態でデモするのには驚いた。あの年は大きな発表が
なかったので、株価対策として、あれしかなかったんだろうなぁ。ほぼ機能してないgoogle glassで
スカイダイビングするデモとかしてたんですけど、派手なだけで中身ないよなぁ。。。

Google App Engineの値上げはひどいなーと思った。リリースしたときは、縛りがきついけど、スケールするし、
安いからいいかー!っていうのがメリットだったのに、もう、メリットは何もない。

縛りがきつくて、高いクラウドってなんだそれわ!

まぁ、静的なページが多くて、書き込み少ないといいけど、それ以外メリットねえよ。
っていうか、ニュースサイトとかならいいかもだけど、限定されるわな。

おかげで、多くサービスがAWSに移民した。
わかっている奴は、もっと他の鯖に移民した。

結構大きな会社がAppsのメールに移行している。大丈夫なんだろうか?


そして、もう一つ、これは、書いていいのかどうかわからないけど、
インターネット業界のもう一つの大きな終焉を表している。

ユーザーがいればいつか莫大なカネになるのは、都市伝説だということに気がついた。

アメリカ人は、4年くらい前まで、ユーザー入ればバリュエーションも時価総額もつくし、なんかマネタイズできると信じていた。
広告なり、課金なりで、なんかなるんだろうと信じていた。
しかし、多くのユーザーを集めたサービスが、どうも黒字転換が難しそうなところが増えてきた。
Twitterも赤字を出してたのも記憶に新しい。

Google Readerの廃止は、ネット業界が牧歌的な世界からナニワ金融道の世界への扉を開いた音みたいなもんだと思う。

むらかみ ふくゆき

« 2013年3月8日

2013年3月15日の投稿

2013年4月5日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

村上 福之

村上 福之

株式会社クレイジーワークス、代表取締役 総裁。
ケータイを中心としたソリューションとシステム開発会社を運営。得意なことは空気を読まない発言。苦手なものは人付き合い。
休日は会う人がいないので、一日ネットをして過ごし、ブログなどで「死にたい」などを連発する優雅でセレブな休日をすごす。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
fukuyuki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ