CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

Mac、iPhone、iPod、VOCALOID、DTM、楽器、各種ガジェット、自転車、メディアなどの情報・雑感などなど

« 2011年5月12日

2011年5月13日の投稿

2011年5月18日 »

 GarageBandでは足りないという人のために、FL StudioのiOS版が出てくるそうで、そのスペックと動画が公開されていました。128トラックまで使えるそうで、シンセも豊富なようですし、さらに、ピアノロールの編集も可能。これは期待できそうです。

 それはそうと、Abbey RoadをGarageBand for iPadだけでカバーする挑戦。さらに1曲追加しました。最後まで、できるだけまじめに取り組んだものです。よろしかったらどうぞ。ジョージ・ハリスンの「Something」:

 この曲は3分を超え、小節数も100以上、8トラックをフルに使っています。iPadでの性能限界ギリギリまで使っているので、これ以上の長さ、密度で曲を作るのはたぶん無理なんじゃないかなと思ってます。具体的には、「パフォーマンスを最適化しています」のアラートが変更をするたびに現れて、それぞれ数十秒ずつ待たされる。iPadの空き容量を作ってもそうなので、CPUとメモリの性能限界なのでしょう。

 そんなアレですが、制作手順を紹介しておきます。

・まず、イントロだけでもやってみようと、イントロのタムまわし、ピアノとギターだけをやって、2週間くらい放置
・次にドラムを入れていく。Drumsで1パートずつ重ねていくのでなんとかなるのだが、転調するところで、♩♩(ベードラ)♫♫(ハイハット)のバックでドコドドコドと鳴っているタムに、指がついていかない
・そこで、BPMを遅くして入力し、それをつなげていく方法をとる。三連だけたたいて、それを細かく刻んでつなげていくのだ
・でも音が大きくなりすぎたり小さくなりすぎたりして、音量調整がむずかしい。ベロシティを後で調整できないのはちょっとつらいかも
・細かいフレーズをつないでいくときは、2トラック分を使って、切り貼りしてつなげるのが吉。あとで不要になったトラックは消す
・ストリングスは、Hollywood Stringsを使用。「I Am the Walrus」でやったように、Pitchモードで、ビートルズっぽい弦のチョキングというかスライドというかグリッサンドというかを再現できる
・ピアノは特に問題なし。難しくない
・ベースはヘフナーのバイオリンベースがそのままアイコンになってるLiverpoolを使用。モコモコしたポールっぽいフレーズはこれでOK。ポールはスライドやチョーキングを多用するので、ピアノロールよりもベースのフレットを模した、GarageBand for iPadのようなインタフェースが使いやすい。でも、1弦の最高音とかは足りないので、そこだけとある方法を使った
・ScaleモードのMajor Pentatonicを使うと、1オクターブくらい音域が上がることを利用した。使える音階には限りがあるが、チョーキングでごまかす
・ギターソロも同様。ギターはSmart GuitarのRoots RockとClassic Cleanを使用。トーンコントロールができないので細かい音色は設定できないのだが、フレージングは似せることができる。最高音域ではScaleのMajor Pentatonicを使用。これだけで弾けるのなら最初からやりたいけど、チョーキングが全音までなので、そうもいかない
・サイドギターはコードプレイなので、クォンタイズは使わず、ダウンストロークとアップストロークを意識的に変えながらやっている。でも、Notesモードでは指板を押さえるとそこで音が出てしまうので、押さえる順番を細かく変えなければならない。なので、数小節単位で切り貼りしている
・オルガンは、Soul Organl。転調の直前でロータリースピーカーをSlowからFastに変えているのはわかるかな?
・最後にボーカル。ここまでで既に7トラック。ポールがやっている高いパートを入れる余裕がない。そこで、カミサンに土下座して、そのときのジョージのパートを唄ってもらった。イヤフォンを片耳ずつ入れて、iPadマイクに吹き込んだ。バランスがうまくいかなくて何度か録り直した。

 といった感じ。自分的には力作なのだがいかがでしょうか。結論的には「このプロジェクトファイルをiPad 2にもっていって試させてほしい」です。

 最後まで迷ったのが、iPadを2台同時に走らせてコーラス部分を補うこと。でもそれだとズルになっちゃうからなあ。

koya

« 2011年5月12日

2011年5月13日の投稿

2011年5月18日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
closebox
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ