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 とりあえず速報ということで。

・型番は「VY1」。VOCALOID YAMAHA 1stあたりでしょうか
ヤマハ自身が開発・販売するVOCALOID(たぶん)
・ビープラッツのボカロ通販サイト「VOCALOID STORE」にて8/13より予約開始
・ちなみにビープラッツはクラウド型VSTでヤマハとパートナー関係にある
型番のVY1以外に「MIZKI」という名前が与えられている
・そのサイトはオレンジっぽい彩りが
・型番のロゴはQYシリーズなどのフォントを踏襲

Qy100

Vy1

・「歌声の、新しいスタンダード。」
・VOCALOID2ベース
・価格、販売形態、出荷時期は不明
・中の人も不明
・女声
・キャラ設定はなさげ
・MIZKIという名前から水樹奈々と水木一郎を想像する人(笑)
・デモ曲は「ポリリズム」と「星屑ユートピア」

関連記事:
出た!VOCALOID.comに新ボカロ「VOCALOID2 VY1」特設ページが公開(初音ミクみく)
謎の新ボーカロイド VY1“MIZKI”発表・デモ曲も公開(雑記)(初音ミク視聴のススメ)

 今後の詳細は、VOCALOID STOREのブログ、Twitter@vocaloidstoreが要注目かと思われます。もちろん、@y2project@vocaloid_yamahaも。

追記:新情報。VOCALOID STOREの情報によれば、VY1は代引きだそうです。予約商品は一律そうなのかな?

koya

 以前紹介したiPadアプリ「Band Simulator」をちゃんと使ってみようと思っていたのですが。ようやく1曲分シーケンスを作ることができました。

iPadでギター、ベース、ドラムの3ピースバンドができる「Band Simulator」がすごい件

 Band Simulatorは、ギター、ベース、ドラムの3ピースバンドのサウンドを作ることができるiPad用シーケンサーで、基本的にパターンを選んでコードを記述するだけで曲を作っていくことができます。

 自分のロックっぽい曲ということで、むかし記事のためにでっちあげた虫歯の歌「648のうた」というやつのバッキングをこのアプリだけでやってみようとしたのがこれです:

 こんなふうに作ってみました:

・左上のSong Listから「+」を選ぶと「New Song」というシーケンスが作られる
・それをタップするとブランクの編集画面になる
・一番上のスライダーでテンポ(BPM)を決める(数値指定も可能)
・BPMはパターン単位で変更することも可能
・Chord、Guitar、Bass、Drumsというトラックがブランクになっている
・そこにシーケンスパターンを選んで入れていく
・Drumsの下にある「+」ボタンをタップ
・「Total 8 Beat」「Total 16 Beat」「Total Other Beat」「Total Fill」と分類されている
・ここでは「8Beat Rhythm 4」というのを選んだ。Highway Starのイントロのようなパターンだ
・ウィンドウの下にある再生ボタンでギター、ベース、ドラムのパターンを確認して、「Done」を押すと、「New Song」にパターンとして挿入される
・上のシーケンス画面は、Chordの部分をタップするとパターン全体が、Guitarのところだとギターパートのみ、Bass、Drumsも同様
・これらをタップすると、そのパターンの先頭にカーソルが移動する
・このカーソルは指でスライドさせて移動させることも可能
・この状態で、基本パターンを変更してコピペで作っていく
・Chordを上ウィンドウで選択すると、下ウィンドウでコードが入力できる
・入れられるコードは、C/Amキーならば「C、Dm、Em、F、G、Am、B♭、Bdim」のみ
・セブンスやSus4などの複雑なコード、スケールから外れたコードが入れられないのがちょっと
・Eを入れられないのはかなり痛い
・で、どうしたかというと、ギターの詳細エディットで工夫したのだ
・上ウィンドウでコードにEmを指定、Guitarの詳細画面に移る
・ギターはタブ譜方式となっており、さまざまな奏法でコード弾きができる
・左下のギターネックの上をスライドさせるとローポジションからハイポジションまでのコードを選べる
・それぞれの弦のフレットをタップすると、その右上にある左右のカーソルを使って音程を半音ずつ上下させることができる
・だからコードでEmを指定していても、ここでGの音をG♯にすればEコードのパターンにできるのだ
・その部分だけ1〜6弦をすべて半音単位で上下させることも可能。タブ譜の上にあるAttributeの2列目にある「Offset」を使う。その上の「Attribute」でルート、三度、五度、七度への変更も可能
・「Attribute」ではほかに、Full、High(コードポジション)、Power(パワーコード)、Octave(オクターブのみ)、Arpeggio(アルペジオ)、Single(単音)の奏法を選択できる
・「Attribute」ではなく「Play」にしておくと、選択している音の演奏スタイルを細かく変更できる
・たとえば、ピッキングをNormal、Mute、H、P、XXX、000から選択できる。XXXは全部ミュート、000は開放弦だ

 最後に注意点。Band Simulatorは入力したものが即時保存される。保存コマンドをいちいち入れなくていいのはたいへん便利。でも、Undoがきかないので、その点にも気をつけておこう。

koya

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松尾 公也

松尾 公也

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PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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